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“ひとり時間”を充実させるお薦めの3冊 [おとなスタイル]

2017年08月29日(火) 10時00分配信

今すぐ読んでみたくなります。 撮影/浜村達也

コーヒー片手に本を試読でき、同じ日に生まれた作家の文庫に出合える「BIRTHDAYBUNKO」も人気の『マルノウチリーディングスタイル』副店長の松岡孝明さんに、“ひとり時間”を充実させるお薦めの本を紹介していただきました。
「当店は書店員が実際に読んでお薦めしたいと思った本を置き、併設のカフェで試読いただけるちょっと珍しい書店です。映画のセリフが心に刺さる『みんなの映画100選』は、今の自分にあう映画を見つけられます。新たな発見があるのが『ホワット・イフ?』。僕は根っからの文系ですが、身近な疑問を理系の分野でこんなに面白く解明できるのかと驚きでした。
そして、みなさんも人生で何度も読み返す本があるかもしれませんが、僕はそれが『風の歌を聴け』。読むたびに原点に立ち戻れます。充実した“ひとり時間”で、人はより魅力が増すのかもしれないですね」
『みんなの映画100選』長場雄、鍵和田啓介

撮影/浜村達也

『みんなの映画100選』長場雄、鍵和田啓介

「映画ライターの著者が、新旧の映画からセリフを選び解説、イラストレーターの味あるイラストで紹介。次は何を見ようかとワクワクしてきます」オークラ出版
『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』

ランドール・マンロー、吉田三知世(訳) 撮影/浜村達也

『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』

“お茶を必死にかき回したら沸騰させられるか?”など、身近で素朴な疑問を科学でまじめに解明。笑いながら学べてしまう一冊」早川書房
『風の歌を聴け』村上春樹

撮影/浜村達也

『風の歌を聴け』村上春樹

「村上春樹のデビュー作。高校時代に初めて読み、今も年に2~3回読みます。そんな自分の“軸”となる一冊があると、流されない気がします」講談社文庫
■Profile
松岡孝明さん
まつおかたかあき
マルノウチリーディングスタイル
絵本、音楽、芸術、映画、写真、建築などの棚を担当する、大阪出身の副店長。
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE4F
編集部員がこの春の楽しみに……と買った本

“今までの常識って何だったんだろう?”

編集部員がこの春の楽しみに……と買った本

『「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン』松浦弥太郎
松浦さんの心の働かせ方とは? 講談社

“笑いながら暮らしのヒントが見つかる”

『考えるマナー』赤瀬川原平、井上荒野、平松洋子、町田康ほか
12人の大人のマナーへの名(迷)回答集。中公文庫

 

 

『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より

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