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都内から日帰りできる!週末ハイクにおすすめの山 [FRaU]

2017年08月25日(金) 20時00分配信

東京から日帰りできる場所にも、豊かな自然をたっぷり感じられるスポットがあるんです。さぁ、見たこともない絶景を探して、週末ハイクに出かけましょう!

教えてくれたのは

山岳ライター 小林千穂さん
山好きの父の影響で、子どものころに山登りをはじめ、里山歩きから雪山、海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。「山と溪谷」「ワンダーフォーゲル」など登山専門誌に多数寄稿するほか、山番組にも出演。著書に『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)、『失敗しない山登り』(講談社)などがある。6月に新刊『DVD登山ガイド 穂高』(山と溪谷社)を上梓。

御朱印ガールにも人気が高い信仰の山で神社や宿坊を巡る

緑深い沢沿いのコースは
都内とは思えない清涼感!


御岳ロックガーデン
所要時間:3時間半
難易度★☆☆


「古くから関東の霊山として信仰されている御岳山の、苔と木々の緑に覆われた渓谷に沿ったコースを歩きます。新宿から2時間ほどで気軽に行けて、山自体を身近に感じられるのもポイントですよね。都内とは思えないほど自然が豊かで、「山に来た!」と感じられる環境です。

沢の流れを眺めていると心まで浄化されるというか、普段のモヤモヤしたものが一緒に流れていくような気がして、とてもスッキリするんです。森の中を歩くので、気象の影響が少なく、多少の雨に降られても安心な点も初心者向けと言えます」

 
START
新宿駅からJR中央線・青梅線に乗車→御嶽駅から路線バスに乗車→ケーブル滝本駅から御岳山ケーブルカーに乗車→ケーブル御岳山駅からトレッキングスタート!

01. 山上集落

江戸時代には、江戸や横浜から何日もかけて御岳山にお参りするのが流行。当時、武蔵御嶽神社の宿坊として栄えた集落の中を歩く。現在も宿泊が可能な宿坊もある。

02. 長尾平

「長尾茶屋」では、飲み物やお菓子を購入できる(週末のみの営業)。茶屋を過ぎたら左にある木の階段を下って「七代の滝」へ。道が複雑なので、分岐の道標を確認して。

03. 渓谷沿い

渓谷沿いの道を歩く、ここからがコースのハイライト。キレイな水の流れを楽しんで。雨の降った後は苔むした部分が滑りやすいので、登山靴などの滑りにくい靴で行くとベター。

04. 綾広ノ滝

こちらも古来より禊ぎの神事などが行われている神聖な滝。落差約10mの滝を真下から眺められる。滝の飛沫であたりはヒンヤリ。ほてった体もクールダウンできる。

おしゃれな山小屋で味わうグルメも楽しみの一つ

どこまでも広がりを見せる
爽やかな高原を歩く!


霧ヶ峰
所要時間:3時間50分
難易度★★☆


「標高2000m近い山ですが、すぐ下まで高原道路が走っていて、バスの便もあるので行きやすいですね。ひらけた高原を歩くのはとても気持ちがいい! 花が一面に咲いている場所があれば、湿原もあり、変化が楽しめます。コースもたくさんあるので、時間や体力に合わせてアレンジもしやすいです。

季節によって雰囲気も変わるので、繰り返し行くことで、どんどん良さが分かってくる。私も通っていて、“ホームマウンテン” って呼んでいます。山頂からは富士山や八ヶ岳など、日本の主な山を360度パノラマで一望できます」

 
START
新宿からJR中央本線特急あずさに乗車→上諏訪駅より路線バスに乗車→車山肩からトレッキングスタート!

01. 車山肩

バスを降りたら車山へ。夏になると黄橙色のニッコウキスゲが一面に(見頃は7月中旬から下旬)。レンゲツツジやマツムシソウなど、月替わりで美しい花が目をひく。

02. 車山山頂

白いレーダードームが目印。360度山々を見渡せる絶景を楽しんで。車山肩から山頂までは、リフトを使えば3分ほどで行くことも可能。標高が高いので、上着を余分に持参して。

03. 八島ヶ原湿原

国の天然記念物に指定されている湿原は、広々として気持ちのよい場所。登ってきた車山もよく見える。夏には400種類以上もの亜高山植物の宝庫に。秋の草紅葉も見どころ。

04. 木のトンネル

八島ヶ原湿原から明るい林へと続いていく木道。木漏れ日のきらめきや暖かさ、吹き抜ける風の心地よさ、風が木の葉を揺らす音などを感じながら、のんびり散策しよう。

アルプスの神秘的な絶景が日常を忘れさせてくれる

ポケット植物図鑑を片手に
可憐な高原植物を愛でる


八方山
所要時間:2時間半
難易度★☆☆


「普通だったら2日ほどかけて苦労して登らなくては見られないような北アルプスの景色が、ゴンドラやリフトを利用することで楽に見られます。日本であることを忘れそうな絶景を見たら、『次はあの山を登ってみたいな』とか、山に対する憧れも増すのではないでしょうか。

夏期には新宿発の夜行バスもあるので、前日車中泊で日帰り登山も可能。八方池までは登山者だけでなく、気軽に山の雰囲気を楽しみたいという観光客も多いため、遊歩道のようになっています。安心して歩ける道が続いているのが初心者にはうれしいですね」

 
START
東京駅から長野新幹線に乗車→長野駅から路線バスに乗車→八方バスターミナルから徒歩→八方駅から八方アルペンラインを乗り継ぐ→八方池山荘からトレッキングスタート!

01. ゴンドラ

まずは、ゴンドラリフト・アダム、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つのゴンドラ&リフトで空中散歩を楽しむ。ここから気分がアガること間違いなし!

02. 尾根上

八方池山荘横で木道と尾根の道に分かれる。登りは展望のよい尾根道を行くのがおすすめ。遠くの山々や眼下の街を眺めながら歩こう。素晴らしい景色に疲れも癒やされる。

03. 八方山

地形がなだらかな八方山は、雪が積もったり、霧がかかったりすると道を見失いがちに。そんな時の目印として、石を積み上げて作られた「ケルン」が、コース内の各所にある。

04. 八方池

池を一周しながらゆっくりと景色を眺めて。風のない日には、池が鏡のように静まり、山が逆さに映り込む絶景を見られる。休憩する時は、植物を傷めない場所を選ぼう。

 

●情報は、FRaU2016年8月号発売時点のものです。

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