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下町、ひとり寿司、粋に楽しむおとな時間 [おとなスタイル]

2017年08月11日(金) 10時00分配信

気軽に楽しめるひとり外ご飯のポイント

会社の帰りにサクッと飲んで、自分の時間を楽しむ。夫に内緒で、とっておきのお寿司にひとり舌鼓。こんなことがさりげなくできたら……!
ひとり外ご飯ビギナーにお薦めの人気店とともに、すぐに楽しめるポイントを考えました。
下町ならではのノリと雰囲気が緊張感を自然に解いてくれる

透き通ったクリアな出汁と旨味をたっぷり含んだおでん種。毎朝市場から仕入れる、刺身や魚介類の一品もおいしい。

下町ならではのノリと雰囲気が緊張感を自然に解いてくれる

新しい交流がうまれるのもひとり外ご飯の醍醐味。
コミュニティを広げるなら“居酒屋”か“下町”が狙い目

葛飾区の京成立石。昭和な佇まいが残る下町エリアにあるのが、『おでん二毛作』だ。ここはひとりで来ても知らぬ間に仲間ができると評判の店。

「カウンター席で隣との距離が近いからか、“この日本酒、おすすめですよ”という感じでお隣さん同士が自然に打ち解けることが多い。うちの店で飲んだ後、一緒にはしご酒に行ったなんて話も伺います。こういう展開は立石というか下町ならではのおもしろさです」
と店主の日高寿博さん。

下町の居酒屋は初心者にはハードルが高いと思う人も、気軽に入りやすいこの店だったら安心。地元立石のおいしい店など、店主や常連さんから色々と教えてもらえるのも楽しい。

生まれも育ちも立石の店主の日高さん。平日は14時から、土曜は正午から営業。早めの時間は、より下町色の強い人と交流が持てて楽しい。

【おでん】
下町の雰囲気を味わい関西風おでんに舌鼓『おでん二毛作』
丁寧に取られた、かつおと昆布の出汁ベースの関西風おでんは、食材の良さがひき立つあっさりしたおいしさ。燗酒や自然派ワインとの相性も◎。

住所:東京都葛飾区立石1-14-4
馴染みになると好みを覚えてもらえるなど特典が

おぼろを挟むなど細やかな仕事が施された、細巻海老の握り。寿司一貫、おつまみ一皿から注文が可能。

馴染みになると好みを覚えてもらえるなど特典が

憧れのひとり寿司。尻込みせずに何度か通う。
数を重ねて、お店との関係を育てていくのがいい

ひとり外ご飯で、“いずれは……!”と思うのが、ひとり寿司だ。もともと寿司はひとりご飯向きだと『銀座 鮨青木』のご主人、青木利勝さんは言う。

「寿司は、つまみも握りの量もお客さまのお腹加減次第。お好みをいくつか注文されて、サッと食べて帰られるおひとりの女性の方も意外と多いですよ」
確かに寿司は江戸時代のファストフードと考えれば入りやすい。しかし寿司屋は、静かに味わいたい人も多く来るので、最初はあまり打ち解けた接客をしないお店も多いのだという。
「数を重ねて通ってほしいですね。ネタの好みだけでなく、互いの“間の好み”もわかり合えるようになるので、どんどん楽しくなると思います」

ご主人の青木さん。「サクッとつまんで帰るぐらい気軽な気持ちで利用してほしいですね」

【寿司】
江戸前の美しい握りの所作。目でも舌でも味わい尽くす『銀座 鮨青木』
毎朝、築地市場で吟味した魚介類を使い、江戸前の仕事を施した寿司はまさに芸術品。伝統を継承しつつ時代の流れに合った新しいネタにも挑戦する。

住所:東京都中央区銀座6-7-4 銀座タカハシビル2F

 
『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より
撮影/前 康輔

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