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実は熊本は「水の国」でもあった! 知る人ぞ知る名スポットを紹介 [おとなスタイル]

2017年08月06日(日) 10時00分配信

絵のような風景です!

あっという間に7月もおわり…。夏休みの予定はもうお決まりでしょうか? 『おとなスタイル』世代だと、若い頃は海外志向だったけれど、今は国内旅行を楽しんでいる方が多いそう。夏は、日本各地でお祭りも多く開催されるので、観光+グルメに加えて、その土地ならではの文化に触れることもできる絶好の機会でもありますよね。そこで「火の国まつり」でも有名な熊本の、知る人ぞ知る名所をご紹介します。
さて、熊本が「火の国」といわれるようになったのは、かつての地名「肥後の国」が略され、「肥の国」から「火の国」になったため。ですが、このほかにも「火の国」とされる所以があり、『日本書紀』には、景行天皇の船が火の光をたよりに暗い夜に着岸することができたことから、その地を「火の国」と名付けたと記されています。また、肥後の国に「火君(ひのきみ)」と呼ばれる有力豪族がいたためという説も。
とにかく、熊本=火の国というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は熊本県には環境省が選定する「平成の名水百選」4箇所、昭和の「名水百選」に4箇所、合わせて全国で最も多い8箇所の名水池がある「水の国」でもあるのです。

そんな「水の国」の名所がこちら。
ちょっと足を延ばして涼夏を感じてみるには、うってつけです。

【白川水源】 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052

環境庁の名水百選に選ばれている、南阿蘇の湧水の代名詞「白川水源」。この水源は常温14°Cの水が、なんと毎分60トンも湧き出ています。大自然の中を、とうとうと流れる水温が、心地よく響きます。画像を見ているだけでも涼しそう! 水源の水は自由に持ち帰ることができて、加熱 処理された水も販売されていますので、お土産にぜひ。

【竹崎水源】住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村両併20

こちらは、見かけによらずパワフルな「竹先水源」。南外輪山に降った雨が地下を通り湧き出している水源で、一見すると竹林の横あいにある小さな水源のようですが、総水量は1秒に2トン、毎分120トン、1日17万2千トン! 岸辺には竹林椿が自生していて、地元の人からは、「椿の根付近から湧き出す水がおいしい」といわれているとか。

【湧水トンネル】 熊本県阿蘇郡高森町高森1034-2

高森駅の南側、歩いて10分のところにある神秘的な「湧水トンネル」。トンネル内は歩道が整備されていて、水玉が不思議な動きをする仕掛け噴水ウォーターパールが見どころの一つ。毎年7月には 「七夕まつり」、11月中旬から12月には「クリスマスファンタジー」がトンネル催され、 季節にあわせて美しく幻想的な空間が楽しめます。
さらに、熊本には“おとな”も大好き、パワースポットも多数存在!
2つの国立公園を持ち、豊富な自然に囲まれた熊本県には、数多くのパワースポットが。今日は、その中から「神秘的! 」と評判の4か所をご紹介します。

【上色見熊野座神社】 熊本県阿蘇郡高森町上色見2619

ここは、SNSで「神秘的な異世界への入り口」と話題を集めているスポット。映画『蛍火の杜へ』の舞台として描かれているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。参道に100基近くの灯篭が並ぶ姿や、苔生している様子が幻想的な雰囲気が神秘的と評判の「上色見熊野座神社」。
神殿後方にある、健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴のある穿戸岩も大人気で、『合格・必勝』のご利益を求める人が多く訪れるそう。これは、巨大な「穿戸岩」を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標も必ず達成できる象徴とされているため。
また、「上色見熊野座神社」の御神木「なぎ」は波風を鎮め、その葉は相当な力を加えない限り横に割けないことから、大切な人との縁を結ぶ(割かない)「良縁」「相伴繁盛」「商売繁盛」にもご利益がある神社として知られています。一緒に訪れた人との末永い縁を祈り、“なぎの葉”を持ち合う、なんていうのも神秘的でいいかもしれませんね。

【高森殿の杉】 熊本県阿蘇郡高森町高森3341-1

高森殿の杉は、南外輪山の中腹、九州自然歩道沿いの牧野内の杉林の中にある、今全国的に注目を集める話題のパワースポット。注目は、幹周りが10mを超える1対の杉の大木は樹齢400年超(驚! )。凛とした空気の中に圧倒的かつ厳粛とそびえる、幹から幾つも枝分かれしたその神秘的な姿は一見の価値あり! です。

【鍋ヶ滝】 熊本県阿蘇郡小国町黒渕

約9万年前の巨大噴火でできたとされる鍋ヶ滝は、滝の裏側に入ることができる「裏見の滝」で有名なスポットの一つ。滝の落差は約10mと小ぶりなものの、カーテン状に流れていく幻想的な水の動きが美しすぎる! 眺めるだけでも心身が浄化されると評判の、知る人ぞ知る穴場パワースポットです。

【小国両神社】 熊本県阿蘇郡小国町宮原

小国両神社は、小国郷を開拓した高橋の宮・火の宮の二柱、その母神である雨宮を主催神として祀った神社です。境内の所々に干支の動物像が潜んでいて、どこか神秘的で、ユニークなパワースポットとして話題になっています。
小国両神社の西隣にありる鏡ヶ池は、小松女院(醍醐天皇の孫娘)が、恋人の少納言清原正高(清少納言の兄)と離れ離れになってしまい、再会を祈願して祠のある池に鏡を投げ入れた、平安時代の悲しい恋の伝説が残されているそう。なんだか、ロマンチックですね。

 

昨年4月の熊本地震の復興支援イベントなどが日本各地で行われているので、「現在も陰ながら小さな支援をしています」という“おとな”は多いかと思います。
ですが、せっかくなら熊本に行ってみよう! どうせ行くなら、知る人ぞ知る穴場スポットを巡ってみよう! ということで、今日は厳選した7つのスポットを紹介しました。熊本だけでなく、日本全国津々浦々、実はまだあまり知られていない名所はいっぱい。“おとな”の日本旅に面白そうなスポットを、こちらでもPICK UPしていきますので、ぜひご旅行の参考にしてくださいね。

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