• > 島田ちあきさん「おとな可愛い顔になりたいなら、“可憐”を目指して」 [おとなスタイル]

島田ちあきさん「おとな可愛い顔になりたいなら、“可憐”を目指して」 [おとなスタイル]

2017年07月26日(水) 10時00分配信

おとな可愛い顔になる鍵は“色”使いにあり

「年齢を重ねると、だれでも目元がゆるんできて自然と可愛くなるもの。だから、おとな可愛い顔は、あちこち作りこまなければ簡単にできるんです」
松田聖子さんのメイクを手がけ、テレビや雑誌でも活躍する嶋田ちあきさんは、そう語る。おとなが“可愛い”を目指すなら、“可憐”なイメージに近づけることが大事なのだ。
「可憐、のイメージで一番わかりやすいのが“色”。たとえば素肌感=ナチュラルと思って、皆さん、アイシャドウにブラウンを使いたがるけれど、ブラウンやグレーは、可憐な色ですか? そういう色を使ってはダメなんです。
目元には、肌になじむオレンジがかったサーモンピンクがおすすめですが、最悪、なにもしなくてもいいくらい。年齢を重ねると自然な陰影が出るから、そのままでもいいんです。その代わり、目力は落ちるので、アイラインはしっかりと、を心がけて」
下地は丁寧に、ファンデーションはごく軽くが鉄則。
「顔色を華やかに見せたいので、下地では黄ぐすみをしっかり抑えるのがコツ。ファンデーションにはピンクベースの明るいオークルを、ごく薄く塗って。最後にパウダーを使うならパール感のあるもので艶っぽく。ファンデーションは、僕はパウダリーをおすすめしています。つきももちも艶も、ここ10年で進化したので、ブラシでさっとつけるだけで大丈夫。大地真央さんも、プライベートではそうしています」

眉は、眉山を曖昧にすることで自然で可憐なイメージに近づいていく。
「『私、キツく見られるので』と眉をアーチ形に描く方が多いですが、それも大間違い。逆に眉骨が目立って老けて見えることに。眉頭の上と眉山の下を少し描き足して1本線に近い太眉にしたほうが、元気な印象になります」
嶋田流「可愛い顔」の作り方 【OK編】

下地はしっかりファンデは軽く

嶋田流「可愛い顔」の作り方 【OK編】

ベースで黄ぐすみを抑えて、パウダーファンデのみ。ブラシでつけるとムラなくきれいに仕上がる。

眉は自然な太めライン。ボーイッシュが今っぽい

赤丸部分を描き足して、自然な太さに。ライトブラウン、オリーブは老けるので、ダークブラウンを。

アイラインは黒目の真上を太く濃く描く

おとなは、二重の幅も狭くなるので、できればインサイド(粘膜)にも引いて。落ちにくいジェルライナーが最適。
嶋田流「可愛い顔」の作り方  【NG編】

眉の色・形を無理に作らない。マスカラこってりも不自然

嶋田流「可愛い顔」の作り方  【NG編】

細い眉やアーチ形の眉は老け見えの元。マスカラは先に下地を使うことで長さ、ハリ、太さも補える。
■Profile

ヘアメイクアップアーティスト
嶋田ちあきさん
雑誌やCMなどを中心に女優やタレント、モデルのヘアメイクを数多く手がける。自身が主宰するメイクレッスン「Perfect Makeup Lesson」は、1日で理論と技術が学べて大好評。

 
『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より
イラスト/服部あさ美

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