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エンタメ+ネットから生まれる、新しい楽しみ方 [FRaU]

2017年06月05日(月) 17時00分配信

エンタメにネットがプラスされることで、これまでとは楽しみ方が一新した

スマホによるネットサーフィンが当たり前になった時代に、ドラマや映画の新たな体験や現象、スマホによる動画文化などが花開いている。趣味を充実させたい大人にとって、今より一歩進んだエンタメ生活を送るためにこそ、インターネットが必要だ。

人生を豊かにする インターネットのススメ

昨年、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)が社会現象となり、ドラマ放送期間中、「恋ダンス」の“踊ってみた”動画が連日ネット上に投稿され、賑わいを見せた。毎週、公式で恋ダンス動画をYouTubeに投稿したり、主題歌を担当する星野源サイドが動画投稿時の楽曲使用を許諾したりと、ネットを無視しない施策が功を奏したと言える。同時に、内容だけではなく“現象”としての盛り上がりを体感するためには、今やネットの利用は不可欠だということを、改めて多くの視聴者に示す機会となった。

ドラマに限らず、エンタメをもっと楽しみたいと考えている人間にとって、ネットの有効活用はもはや必須スキルだ。例えば、各種サブスクリプション(定額)サービスを使いこなせば、いつでもどこでも、そして何度でも、様々なエンタメ作品を楽しみ尽くすことができ、世界的にも大きく動き始めている。

各種の定額サービスもエンタメの環境を広げている

もちろん、定額サービス以外にも、ネットを使ってエンタメを今より楽しむ方法は沢山ある。例えば、この冬にネットを席巻したアニメ『けものフレンズ』は、Twitter上で「# けものフレンズ考察班」というハッシュタグが広まっていった。サブスクリプションサービスで何度も作品を参照できるようになり、多くの人が手軽に議論に参加しやすくなったと言える。そして、SNSなどを通じて同好の士と繫がり、作品について掘り下げ、一緒に盛り上がれる同期的な楽しみ方も浸透した。

インターネットが“ギークの秘密基地”ではなくなった今では、オープンなSNSやブログに作品の感想が溢れ、誰もが平等にその現象に立ち会い、楽しむことができるようになった。
ネットで楽しめるエンタメは、ドラマやアニメ、漫画といった商業流通のコンテンツだけではない。YouTuberは、今の子供にとって芸能人同然の存在となり、10代の女子たちは「Mix Channel」といった動画SNSで双子ダンスやカップル動画を投稿してはハートを送りあうという独自の文化を形成している。泥酔した人間をひたすら晒すSNSアカウントなど、意味はないがつい覗いてしまいたくなる不思議なアカウントと事故のように出会うことがあるのも、ネットの楽しみの一つだ。

このように、ネットとエンタメが正しく手を組んだ現在、配信サービスでコンテンツにいつでもアクセスでき、可視化された議論や考察のおかげで趣味をより掘り下げられる環境が整ったと言えるだろう。そのすぐ傍らでは、素人同然の一般人による独自カルチャーも花開いている。

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