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外で食べるスタイリング術「おしゃれサンド」と「飾りおにぎり」 [mi-mollet]

2017年05月25日(木) 14時00分配信

ポカポカと暖かい陽気になり、ファッションも軽やかになる季節。家族や友達とピクニックに出かけたくなりますね。「手料理をタッパーに詰めたり、ラップに包んだりするのもいいけれど、せっかくならば外ごはんこそ、スタイリングを楽しみませんか? その場で広げてプチパーティーができる、私の定番セットを紹介します」
無印良品のカゴで運べば、そのままランチボックスに

撮影/川上輝明(bean)

無印良品のカゴで運べば、そのままランチボックスに

川上さんは、無印良品の収納かごをランチボックスとして活用。「かごの中にはワックスペーパーに包んだサンドイッチや瓶詰めのサラダ、カトラリーやドリンク、盛り付け用の木の器を一式詰め込みます」

撮影/川上輝明(bean)

かごを運ぶ時は、大きめの布で丸ごと包むだけ。「結び目を取っ手がわりにして、このまま持ち運びます。布は広げてテーブルクロスとして使えるので、一石二鳥です」

食べるシーンからさかのぼってスタイリングを考える

「外ごはんを準備するときは、まず食べるシーンを想像します」と川上さん。「ベンチやテーブルがあるか、芝生の上か、メンバーは大人だけ? 子供もいる? シチュエーションやメンバーで、持っていくメニューを決めます。大人だけならお酒とチーズとカッティングボード、子供がいるなら手づかみで食べやすいおにぎりとそれを並べる木の平皿など。あとは無印のかごに詰めるだけ。内容によって運び方を考えずに済むのが、いいところです」
1.ボリュームたっぷり! おしゃれサンドイッチ

撮影/川上輝明(bean)

1.ボリュームたっぷり! おしゃれサンドイッチ

「最近は“萌え断”という言葉もあるほど、サンドイッチは断面が命! 具はダイナミックに挟み、カットします。ワックスペーパーで包むと、崩れ防止にも。ワックスペーパーは100円ショップやスーパーの雑貨コーナーにも売っていますよ」

<recipe> ・卵とポテトサラダのサンドイッチ

材料
・食パン 2枚
・ゆで卵 2粉
・ポテトサラダ 100g
・粒マスタード 大さじ2

作り方
1 食パンにポテトサラダの2/3を乗せる。
2 1にゆで卵を丸ごと乗せる。サンドイッチにしてから半分に切るラインの上に並べるように気をつける。
3 残りのポテトサラダを2に乗せ、さらに粒マスタードを全体に塗る。もう1枚の食パンでギュッと挟み、ラップできつめに巻いてなじませる。
4 ラップごと包丁で半分に切り、グラフィンペーパーで巻くかサンドイッチ用バッグに入れる。

・トマトとレタス、キャベツのサンド

材料
・レタス 1/4
・トマト 大1個
・キャベツ 2枚
・人参 1/4本
・マスカルポーネチーズ 40g
・塩コショウ 適量

作り方
1 食パンに薄くマスカルポーネチーズを塗る(分量外)。
2 レタスを1枚ずつはがしてパンのサイズにちぎりながら重ね、手で押して平らにしてから1の上に乗せる。
3 トマトを1cmにスライスし、サンドイッチの真ん中に大きなカットを並べるように乗せる。
4 キャベツと人参は千切りにし、マスカルポーネチーズ、塩コショウを加えて和える。3の上にたっぷりと平らに塗り、残りのパンで挟み込む。ラップできつめに巻いてなじませ、包丁で半分に切る。グラフィンペーパーで巻くか、サンドイッチ用バッグに入れる。
2.見た目が華やか! 飾りおにぎり

撮影/川上輝明(bean)

2.見た目が華やか! 飾りおにぎり

定番の具材や珍しい具材も、おにぎりの中に詰め込まず、外側に見せるだけで、彩り豊かなおにぎりに変身!「ラップに具材を置いて、上からごはんをのせ、包んで丸くまとめるだけ。作り方はとても簡単なのに、これならトレンド感を出せます」

<recipe> ・飾りおにぎり

いつもの具材なのに、中に入れないで上に飾るだけで華やかに!
手まり寿司のようでもありますが、しっかり大きい分乗せられる具材のバリエーションも多く、あまり細かい作業を要しないので作るのも簡単です。

材料
(a)
・ゆで卵とラディッシュの漬物
メイン:ゆで卵とラディッシュの漬物の薄切り
*ラディッシュの代わりに柴漬けでもOK
巻き:海苔
飾り:木の芽と黒ごま

(b)
・エビとおぼろ昆布
メイン:茹でエビ
巻き:おぼろ昆布
飾り:シソ
*スイートチリソースを混ぜたマヨネーズをエビとご飯の間に忍ばせてあります(ラップに重ねる時にエビとご飯の間にIN)。

(c)
・シソサーモン
メイン:スモークサーモン
巻き:シソ
飾り:ライム、白ごま
*スモークサーモンにはナンプラーを薄く塗ってあります。

作り方
1 ラップを15cmの長さにカットする。
2 1の上にメインの具材を置き、その上に適当な大きさに丸めたご飯を乗せる。
3 ラップでギュッと包んで丸く握る。一度開いてから手塩で調味。
4 海苔やおぼろ昆布、シソなどで包み、飾りをあしらう。
特別な道具や食材がなくても、手持ちのかごや家にある割れにくい木皿などを用意するだけで、外ごはんもおしゃれなスタイルで楽しめます。サンドイッチやおにぎりなど、みんなの大好きなメニューは、ほんのちょっとのアイデアでぐんと華やかに。“今っぽさ”を詰め込んで、お出かけしませんか?

フードディレクター 川上ミホさん

国内外のレストランでの経験を経て独立。イタリアンと和食をベースにしたシンプルでストーリーのあるレシピとスタイリングに定評あり。書籍や雑誌、TVなどを中心に活動するほか、近年はレストランプロデュースや商品開発アドバイサーとしても活躍。東京・目黒区東山でプライベート・レストラン「5quinto」を主宰。

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