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普段のおかずがあか抜ける「器選び」3ヵ条 [mi-mollet]

2017年05月24日(水) 14時00分配信

どうも変わり映えしない、生活感がにじみ出てしまう…といったスタイリングのお悩みを一発で解決してくれるのが、やはり器です。「これから買い揃えるならば、3つのポイントをふまえて器を選ぶとスタイリングが決まりやすくなります」
1.主役になるものはマットで色のある大皿

撮影/川上輝明(bean)

1.主役になるものはマットで色のある大皿

「真っ白い大皿は、ソースをたら〜っとかけて彩るフランス料理にはよく映えますが、家庭料理にはじつは難易度が高いものです」と川上さん。そこで提案したいのが、プレーンでマットな質感、そしてニュアンスのある和洋にとらわれない、カラーの大皿です。「煮物やグリル料理、フルーツサンドなど、盛る料理を選びません。作家ものにはトレンドもあまりないので、多少高価だとしても、愛着をもって長く使える、本当にいい器を選ぶことをおすすめします」
2.大きさと形が同じ“色・柄違い”が使いやすい

撮影/川上輝明(bean)

2.大きさと形が同じ“色・柄違い”が使いやすい

色も形もテイストも全部異なっているお皿が食卓に並ぶとちぐはぐに見えますが、反対に五脚セットなど、すべてが揃っていると堅苦しく、おもしろみが出せません。「例えば同じ形の丸皿をグレーとネイビーで各2枚、柄違いの小判皿を各3枚など、サイズを統一して色や柄違いを揃えます。毎日の料理に変化をつけることができ、来客時にたくさん器を出すときも、まとまった食卓になります」
3.高さのある鉢物でリズムをつける

撮影/川上輝明(bean)

3.高さのある鉢物でリズムをつける

鉢物があると高低差が出て、のっぺりとしてしまいがちな食卓に変化が生まれます。「メイン料理のほかに、炊きものやサラダを盛るのにしっくりくる鉢物を加えると、献立としてもバランスがよくなります。脚のあるもの、背の高いものなど、バランスのいい器を取り入れられたら、もう立派なスタイリング上級者です」

PROFILE

フードディレクター 川上ミホさん
国内外のレストランでの経験を経て独立。イタリアンと和食をベースにしたシンプルでストーリーのあるレシピとスタイリングに定評あり。書籍や雑誌、TVなどを中心に活動するほか、近年はレストランプロデュースや商品開発アドバイサーとしても活躍。東京・目黒区東山でプライベート・レストラン「5quinto」を主宰。

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