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究極の夫婦愛!? 新フランス大統領マクロン氏と24歳年上のファーストレディの純愛ストーリー [mi-mollet]

2017年05月23日(火) 12時00分配信

大統領は高校生の頃からずば抜けた知性の持ち主で、ブリジットはそこに参ってしまったんだとか。写真:Best Image/アフロ

「あなたなしでは今の私はない」——こんなセリフを10年連れ添った妻にみんなの前で言ってくれる夫、最高ですよね。そんな夫だったらこっちもさらに大事にしよう、って気になるってもの。実はコレ、先日新フランス大統領に就任した、エマニュエル・マクロン氏の言葉。しかも相手は24歳年上で現在64歳のスーパー年の差婚なんです。
というワケで、皆さんも気になっておられるでしょう(と勝手に確信!)、マクロン新大統領の年上妻、ブリジット・マクロン(64)のことを! このニュースを受けて私の周りのアラフォーシングルやバツイチやバツイチワナビー(笑)たちの間では、ブリジットの記事のリンクがLINEで活発にやり取りされました。

ナゼ、そんなにブリジットが気になるのかと言えば……

①24歳年下の夫にアラ還の今も愛されている(もしくは“愛されている風”)
②60歳過ぎても現役の“オンナ”感バリバリ(!)
③スタイルよくておしゃれ。ファーストレディっぽくない自分のスタイルを貫いている

以上3つの要素が大きいのですが、中でも①の影響が大。「フランスでは40すぎた女性の方がモテるっていうけれど、あれは都市伝説じゃなくて真実だったんだ……!」→よし、フランスへ行こう!!という短絡的発想で、完全にマクロン氏による政治的思想などはそっちのけ状態(浅はかですみませぬ)。

3人居るブリジットの前夫との娘のうち、ふたりと。 写真:Best Image/アフロ

ここでマクロン夫妻についてご存知ない方のために、簡単にふたりのバックグラウンドをご紹介したいと思います。

●ブリジットは有名チョコレートメーカーを経営する裕福な家庭の出身
●フランス語とラテン語を教える高校教師で、銀行員の夫が居て3人の子持ちだった
●40歳のときに、当時教え子で自分の娘と同級生だった15歳と知り合い、彼が17歳のときにエマニュエルと恋に落ち、求婚される
●エマニュエルの両親はふたりの関係を知って激怒し息子を転校させ、「18歳になるまで会わないと約束してほしい」と要求するが、ブリジットは「お約束できません」と答える
●17歳のエマニュエルは「あなたが何をしようと、僕はあなたと結婚する」と伝えてパリに転校し、ブリジットは彼が18歳になる前にパリに職を得て引っ越す
●その10年後、2007年にふたりは晴れて結婚
●ふたりの間に子供はいないが7人の孫が居る
●選挙戦の間、ブリジットはアドバイザーとして夫をサポート
●ブリジットの3人の娘たちも美しく注目されている
●ブリジットはパリコレのフロントロウ常連でもあり、モードなスタイルを纏うファッションアイコン的存在

ブリジットは現在でもマクロン氏の演説の草稿アドバイザーを担当していて、マクロン氏は演説で前述の「あなたなしでは今の私はない」というセリフを言ってのけるほど愛妻家(まさかブリジットが添削してたりして!?)。いわゆる美人タイプではないけれど、おしゃれで知的で、センスも良くて、夫と二人三脚でキャリアを支える大統領夫人。まさにNetflixの人気政界ドラマ『ハウス・オブ・カード』でロビン・ライトが演じるファーストレディ、クレアそのものではないですか!

「That’s フランスマダム」というようなこの見事な脚! 写真:Best Image/アフロ

しかも64歳には絶対(!!)に見えない、美脚の持ち主! 口が悪い人達には「更年期のバービー」とバッシングされているようですが、私はアラフォーの今でさえスタイルをキープするのがどれだけ大変なことかわかっているので、ブリジットのスタイルの良さには感嘆、のひと言なのであります。還暦すぎてもミニスカートが似合う脚を持っているなんて、アラフォーの励みになるからむしろどんどんはいて欲しい(笑)!

大統領は夫人に正式にファーストレディとして職務を与える方針なんだとか。でも国民の7割はそれに反対している。 写真:ロイター/アフロ

ネットで目につくのは教え子との不倫だったことに対する中傷の声だけど、実は本国フランスではふたりの仲の良さや純愛ストーリーは、憧れや賞賛の的。ふたりの年齢差や略奪婚について好奇の目でバッシングしているのは、ほとんどがフランス以外の国のメディアらしい(一部では意地悪な報道もあるようですが……)のです。さすがアムールの国、フランス!

歴代のフランス大統領はというと、前大統領のオランドは事実婚の妻がいながら17歳年下の女優と不倫していたし、ミッテランにも公然の愛人と隠し子の存在があったなど、「不倫は当然」みたいなお国柄。そんな中、年上妻と純愛を成就させた上、今も愛し合っているふたりは、恋愛至上主義の国の国民にとって究極の愛の形なのですね。

ところ構わずチュッ。 写真:ロイター/アフロ

アラフォーともなると、様々なしがらみによって愛だけで突っ走れない恋愛も(たぶん)多いけれど、こんな風に「愛は正義!」って貫ける国民性がちょっとうらやましい。夫婦がず〜〜っと男と女で居られるような、結婚観の違いも大きいんだろうな。そんなワケで、私、ちょっとフランス行って来ますっっ!!

 

文/さかいもゆる

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