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SPF値は足した分だけ効果ある? 肌への影響は?「UVケアQ&A」 [FRaU]
2017年05月10日(水) 20時00分配信
ネットで調べればなんでも出てくる時代だけれど、検索ワードにも引っかからないようなニッチな疑問はどうしたらいい? UVベースに関する気になっているモヤモヤは、ここでスカッと解消。
お話を伺ったのは……
岡部美代治さん
ビューティサイエンティスト。大学卒業後、コーセーの研究員に。その後、アルビオンにて商品開発、マーケティングを担当。日本の美容界における“コスメの頭脳”として美容全般をやさしく解説し、美容情報を発信し続けている。
ビューティサイエンティスト。大学卒業後、コーセーの研究員に。その後、アルビオンにて商品開発、マーケティングを担当。日本の美容界における“コスメの頭脳”として美容全般をやさしく解説し、美容情報を発信し続けている。
SPF値は足し算した分の効果があるの?
Q1.
近頃SPF値表示の乳液や朝用クリーム、下地、さらにBB、CCなど、UV対策のアイテムが多様化していますが、それらのコスメを重ねて使った場合、SPF値は足し算した分の効果があるのでしょうか?
A1.
残念ながらSPFは足し算にはなりません
それは重ね塗りしても肌の上に張れるUV保護膜にはどうしても限界があるからです。一番高い数値が少し高まるくらいに考えておいた方が良いでしょう。つまりは、自分が使うアイテムの中に、頼れるUV対策の製品を一点決めることが重要ということです。
近頃SPF値表示の乳液や朝用クリーム、下地、さらにBB、CCなど、UV対策のアイテムが多様化していますが、それらのコスメを重ねて使った場合、SPF値は足し算した分の効果があるのでしょうか?
A1.
残念ながらSPFは足し算にはなりません
それは重ね塗りしても肌の上に張れるUV保護膜にはどうしても限界があるからです。一番高い数値が少し高まるくらいに考えておいた方が良いでしょう。つまりは、自分が使うアイテムの中に、頼れるUV対策の製品を一点決めることが重要ということです。
毛穴に入り込んでしまわない?
Q2.
化粧品のあらゆるアイテムがナノ化されていますが、日焼け止めも粒子がナノ化しているのでしょうか? そうすると毛穴に入り込んでしまわないのでしょうか?
A2.
毛穴から皮膚に
入り込むことはないでしょう
UVを反射する酸化チタンはナノレベルの粒子ですが、実際に配合されているのはある程度の大きさに集められた複合粒子になっています。そのため毛穴から中に入り込むことはないでしょう。いずれにしても安全性が十分に考慮されていますので安心してください。
化粧品のあらゆるアイテムがナノ化されていますが、日焼け止めも粒子がナノ化しているのでしょうか? そうすると毛穴に入り込んでしまわないのでしょうか?
A2.
毛穴から皮膚に
入り込むことはないでしょう
UVを反射する酸化チタンはナノレベルの粒子ですが、実際に配合されているのはある程度の大きさに集められた複合粒子になっています。そのため毛穴から中に入り込むことはないでしょう。いずれにしても安全性が十分に考慮されていますので安心してください。
花粉対策にもなるの?
Q3.
日焼け止めの進化系として大気汚染対策のアイテムがたくさんリリースされていますが、例えば、鼻の中や目のキワにそれらを塗ると、花粉対策にもなるのでしょうか?
A3.
別ものなので、なりません
大気汚染対策と花粉対策はそもそも仕組みが違いますので大気汚染対策のものは花粉対策にはなりません。花粉対策を訴求している商品であれば大丈夫です。
日焼け止めの進化系として大気汚染対策のアイテムがたくさんリリースされていますが、例えば、鼻の中や目のキワにそれらを塗ると、花粉対策にもなるのでしょうか?
A3.
別ものなので、なりません
大気汚染対策と花粉対策はそもそも仕組みが違いますので大気汚染対策のものは花粉対策にはなりません。花粉対策を訴求している商品であれば大丈夫です。
“適量” ってどのくらい大事?
Q4.
UV対策アイテムの適量を守って使うと厚塗りに見えてしまうことが……。適量ってどのくらい大事なのでしょうか? 逆に厚塗りに見えない塗り方ってあるのでしょうか?
A4.
自然に見える量を重ね塗りしましょう
確かにSPFの測定方法に合わせた量をつけると厚塗りに見える商品が多いかもしれません。その場合は、自然に見えるくらいのつけ方をして、再び重ね使いするとよいでしょう。
もしくはSPF40以上のものを均一につけていれば、表示のSPF値より低くなっていても、スポーツや長時間の外出でなければUVケアできているものと思います。
UV対策アイテムの適量を守って使うと厚塗りに見えてしまうことが……。適量ってどのくらい大事なのでしょうか? 逆に厚塗りに見えない塗り方ってあるのでしょうか?
A4.
自然に見える量を重ね塗りしましょう
確かにSPFの測定方法に合わせた量をつけると厚塗りに見える商品が多いかもしれません。その場合は、自然に見えるくらいのつけ方をして、再び重ね使いするとよいでしょう。
もしくはSPF40以上のものを均一につけていれば、表示のSPF値より低くなっていても、スポーツや長時間の外出でなければUVケアできているものと思います。
直接陽射しを浴びないときでも UVケアは必要?
Q5.
室内にいるとき、雨・曇りのとき……直接陽射しを浴びないときでもUVケアは必要ですか? そのときに高SPF値のものをつけていると、肌に悪影響なのでしょうか?
A5.
SPF20・PA+以上のものをマストで!
雨の日でも紫外線は快晴の20~30%も降り注いでいます。室内でも窓からUV-Aは入ってきますし、蛍光灯などの照明からも出ていますので、UVケアはマストです。ただし強くないのでSPF20・PA+以上であればOK。そのくらいの数値の美白美容液やBB、CCも便利です。
室内にいるとき、雨・曇りのとき……直接陽射しを浴びないときでもUVケアは必要ですか? そのときに高SPF値のものをつけていると、肌に悪影響なのでしょうか?
A5.
SPF20・PA+以上のものをマストで!
雨の日でも紫外線は快晴の20~30%も降り注いでいます。室内でも窓からUV-Aは入ってきますし、蛍光灯などの照明からも出ていますので、UVケアはマストです。ただし強くないのでSPF20・PA+以上であればOK。そのくらいの数値の美白美容液やBB、CCも便利です。