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現役の海女さんと行く!女性の願いを叶える「石神さん」 [FRaU]

2017年05月03日(水) 12時00分配信

撮影:FRaU編集部

三重県鳥羽市の南にある海女と漁師の町、相差(おうさつ)。その小さな町に、年間20万人もの女性が訪れる人気スポットがあります。それが、“女性の願いを必ず1つは叶えてくれる”と言われる「石神さん」。古くから海女さんたちに信仰されてきた「石神さん」へ、現役の海女さんと一緒にお参りしてきました!

海女と漁師の町「相差町」

現在、全国で2000人ほどいる現役の海女さんのうち、750人ほどが三重県の鳥羽・志摩エリアに集中しているそう。そんな鳥羽・志摩エリアの中でももっとも多くの海女さんがいるのが、「相差(おうさつ)町」なんです。

多くの女性が訪れる「石神さん」

相差の氏神様である「神明(しんめい)神社」の境内にある末社の1つが、「石神さん」の愛称で親しまれる「石神(いしがみ)社」です。元々、海女さんが海上の安全や大漁を祈願していた石神さんは、“女性の願いを必ず1つは叶えてくれる”と言い伝えられてきました。そして、オリンピックの日本代表選手など、たくさんの著名人も訪れていると話題になり、今では全国から訪れる参拝者が後を絶たない人気のパワースポットとして知られています。

本物の海女さんと一緒に参拝!

相差海女文化運営協議会が企画した「海女結びドーマンセーマン~海女さんと過ごす石神さん~」は、現役の海女さん2人と一緒に神明神社と石神さんに参拝や海女さんとの会話を楽しむプラン(要予約)。

撮影:FRaU編集部

まずは、石神さんの参道脇にあるショップ&休憩サロン「海女の家 五左屋(ござや)」で海女さんと初対面。とっても気さくな海女さんに“海女着”を着させてもらい、神明神社へ。手水舎で手を清め、神明神社でお参りしたら、お待ちかねの石神さんです!

撮影:FRaU編集部

ピンクの祈願用紙に願い事を1つだけ書きます。

撮影:FRaU編集部

鈴を鳴らして、祈願用紙を願い箱へ入れたら、二礼二拍手一礼。気持ちを込めてお願いしましょう!

撮影:FRaU編集部

参拝後は、お守りをいただくために授与所へ。海女の磯着に見立てた麻の布に貝紫色で文字を書いた手づくりの「石神さんお守り」(左・¥800)と「石神さん携帯ストラップ」(右・¥1000)があります。ストラップにはアコヤガイの本真珠が付いています。1つ1つ微妙に色が違うので、“コレだ!”と思うものを選んでくださいね。

撮影:FRaU編集部

「石神さんお守り」の裏に書かれている星のマークは「セーマン」、格子縞は「ドーマン」と呼ばれているもので、古くから伊勢志摩の海女さんが魔除けとして磯着などに書いていたものなんです。セーマンは、一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくることから、潜水しても必ず戻ってこられるようにという意味があり、ドーマンは、いくつもの目で見守っているので安心しなさいという意味があるそう。

撮影:FRaU編集部

そんな言い伝えや、海女さんがどんな時に石神さんにお参りにくるのかなど、いろいろなお話を聞きながら、再び「海女の家 五左屋」へ。

撮影:FRaU編集部

古民家を改装した店内で、囲炉裏を囲んで海女さんとおやつタイム。地元の海でとれた天草100%のところてんなどをいただきます。きな粉をかける地元流の食べ方か、牡蠣ポン酢をかけるサッパリとした食べ方を選べます。取材日には、お餅やメカブも囲炉裏で焼いていただきました。

撮影:FRaU編集部

海女さんの仕事の楽しさや過酷さなどなど、普通では聞くことができないお話を伺っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。たくましく、優しく、朗らかな海女さんとの貴重な時間、ぜひ体験してみてください!
海女結びドーマンセーマン~海女さんと過ごす石神さん~(相差海女文化資料館)

海女の家 五左屋

三重県鳥羽市相差町神明神社参道1406

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