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GWのお得レジャーは投資価値10倍以上!「老舗問屋で器のお宝ハンティング」 [おとなスタイル]

2017年04月29日(土) 09時00分配信

お宝探しに挑戦してみては?

ゴールデンウィークはどこに行こう? と迷っている方にオススメの絶対お得な情報です。題して「器のトレジャーハンティング」。会場である佐賀県の嬉野市の老舗問屋に眠る、地元の肥前吉田焼を含んだ数万枚の器の中から、お宝を探し出そうというイベントです。

昨年秋からスタートしていますが「器好き女子」だけでなく、薀蓄を語りたい男性にも大好評。5000円の参加費を払い、目利きの人なら合計で5万円以上の価値がある器たちを手に入れた人もいるというから、お得さは半端じゃありません。特にGWを含む5月は、有名な嬉野茶の新茶が楽しめる時期。日本三大美白温泉に選ばれる嬉野温泉も楽しみつつ、嬉野を満喫するのに最適のシーズンです。
ただ、どうしても佐賀県は遠いかも、という人もご安心を。5月1日からは通販形式のトレジャーハンティングもスタートします!

教えてくれたのは、東京と佐賀を行き来しながら都市と地域をつなぐ仕事をしている南雲朋美さん。詳細はというと。

佐賀県の嬉野市にある焼き物の産地「吉田皿屋」。ここで明治時代から食器問屋を営む「ヤマダイ」さんの蔵には、その頃からの商品が数万枚、ぎっしり詰まっています。ここをほぼ丸ごと解放して、自分が気に入った器を掘り出すのがトレジャーハンティングです。2016年11月から開始し、リピータ続出の企画ですが、なかなか佐賀県までいけないという要望が多く、5月からは、通販形式でトレジャーハンティングを楽しんでもらえる企画も開催することにしました。
◆老舗問屋に眠る数万枚の器からお気に入りのものをハンティング!

薄暗い蔵の中には床から天井まである棚にぎっしり詰まった焼き物たちが出番を待っている。

◆老舗問屋に眠る数万枚の器からお気に入りのものをハンティング!

まずは、基本のトレジャーハンティングをご紹介。
入り口から薄暗い蔵の中を覗き込むと、天井までぎっしりと積もった食器たちが見えます。すでに、ここでほとんどの人がテンションを「かっ!」と上げて目を見開き、当主の説明にも気がそぞろに。

吉野家の初代の牛丼のどんぶりも発見!

写真右下をよく見ると、「吉野家」の初代の牛丼のどんぶりが! 一部手書きで書かれた豪華なものですが、現在は、中国で作られているそうです。

いくつあっても困らない豆皿たち。

醤油皿はもちろん、オリーブやチーズなどをいれて洋風に使うのもおすすめです。
◆どんなものがあるのか当主も「よくわからない」からこそお宝の可能性が!

波佐見焼の飯碗。深碧(しんぺき)色の背景に、紅の椿が描かれた艶やかな器。金色の縁取りが優美さを醸し出しています。

◆どんなものがあるのか当主も「よくわからない」からこそお宝の可能性が!

佐賀県は全国ナンバーワンの焼き物産地。焼き物をよく知らなくても、聞いたことがある焼き物もあると思います。例えば、有田焼、伊万里焼、大川内焼、三川内焼、波佐見焼、肥前吉田焼など。嬉野はどこにも近いので、いろいろな焼き物が集まってきました。数十年前のものから現代にいたるまで、商品の種類と年代がものすごく幅広いのが特徴です。

ここまで高台を薄く削れるのは当時の技術があってのことだそうです。

明治時代の後期から昭和初期に作られた伊万里焼、三川内焼、肥前吉田焼、有田焼の器たち。当時の特徴は、高台が高く、薄くなるように削りを入れていること。持った時の指に感じる繊細さと軽さが魅力。

ひとつひとつ表情が異なる箸置き。

「箸置きを使う人が減ってきましたが、これを使うことで、箸を置くタイミングを考えるようになり、早食いが制限され、食事の作法が身につきますよ」と当主。
◆5000円か1万円の2コースで詰めまくる!

入り口には、数十年前に当主が手作りした「まねき猫」の看板とトレハン用のカゴがぶら下がっている。手前の布バックが5000円、後ろのカゴが10000円。

◆5000円か1万円の2コースで詰めまくる!

会場では、5000円の袋(中サイズ)か10000円入るカゴ(大サイズ)を選びます。グループで1袋を共有してもOK! あとで大きいサイズに変更することも可能です。

トレハンの必須アイテムの軍手や懐中伝統は、昔はお釣り入れなどにも使われたカゴに入っています。

カゴを選んだら、3点セット(1)ヘッドランプ→会場は暗いので商品がよく見えるように。できれば両手が空くヘッドランプがおすすめ (2)軍手→長年のホコリが積もっています (3)ストップウォッチ→トレハンの制限時間は90分!)をゲットして、イザ会場へ突入。あとはお好きな器をハントするだけ。商品は郵送も可能。

◆気になる、その「価値」は10倍になることも!

目利きの方が選ぶと5000円の参加費で5万円以上の価値を手にすることも。当時の価格なので、実際は、もっと価値が高くなっているものも少なくないそうです。なくなってしまった窯元の商品やもう2度と作ることができない商品などは、プライスレスな価値もあり、そんな逸話を当主や女将さんから聞くのが最高にワクワクする瞬間。

◆予約はWEBから!

まずはWEBから予約。基本的には女将さんが一人で切り盛りしているので電話にでられないことも多いので、アクセスを含め詳しくはホームページから。女将さんが不在の場合以外は、毎日開催しています。

サイト名/吉田皿屋トレジャーハンティング

◆5月1日から通販形式のお得なトレジャーハンティングがスタート!

佐賀まで行くのがキビシイ! と多数の声もあったので、5月から通販形式のトレジャーハンティングを開始します。題して「当主があなたに代わってトレハンします!」。値段は5000円(女将が選ぶ、嬉野“新”茶付き、送料込み)。毎月テーマを設定して、数セット販売します。初回の5月は新茶の季節なので「お茶にまつわる器たち」のセット。応募が多数になることが予想されるのと、抽選形式では面白くない……ということで、より宝探し感を味わえるよう、セットの「値段を当てた方(あるいはより正解に近い方)」が買える仕組みでスタートです! 当主の目利きなら安心ですね。

購入を希望される方は、まずはFACEBOOKをご参照ください。

 

「器を買う」だけでなく、目利き度も試される「おとなの宝探し」。お宝がたっぷり眠っている「ヤマダイ」さんに、ぜひ冒険に出てみませんか?

 

有限会社ヤマダイ
佐賀県嬉野市嬉野町吉田丁4051
■Profile

南雲朋美
なぐもともみ
外資系企業に16年間従事した後、慶應義塾大学総合政策学部に進学。卒業後は星野リゾートで8年間、広報とブランディングを担当。現在は、佐賀県で有田焼/肥前吉田焼のブランディングを行う。

 

おとなスタイルWEB
(写真/大渡大士&南雲朋美)

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