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絶景!爽快!春イチ行きたいおすすめスポット [おとなスタイル]
2017年04月14日(金) 09時00分配信
柔らかい陽を浴びた木々はピンク色に色づき始め、日中はずいぶんと暖かくなってきました。これからやって来るオンシーズンに向けて、冬で鈍ったからだの準備運動を少しずつ、今年の “歩きはじめ” はいかがでしょう。
今回は、普段からだを動かす習慣があまりない方や自然の中をゆるく歩きたいという方におすすめな静岡県静岡市にある、久能山東照宮をご紹介いたします。
今回は、普段からだを動かす習慣があまりない方や自然の中をゆるく歩きたいという方におすすめな静岡県静岡市にある、久能山東照宮をご紹介いたします。
静岡県の歴史を巡る観光スポットの中でも国宝に指定されている久能山東照宮。
“東照宮”とは、江戸幕府を開いた徳川家康を祀っている神社のこと。(有名なところだと日光東照宮がありますね)全国にある東照宮の中でも一番最初に造営されたのが久能山東照宮です。東京都から静岡市(清水IC)までは車で約2時間、新幹線でJR静岡駅までだと約1時間~1時間半なので、ドライブや列車での日帰り旅行に、富士山や三保松原観光を計画しているなら併せておすすめできるスポットです。
麓から続く1159段の階段でできた表参道を登ると山頂に久能山東照宮、一番奥に神廟があります。見晴し抜群の久能山は、目の前に駿河湾が広がり解放的な景色が広がります。
“東照宮”とは、江戸幕府を開いた徳川家康を祀っている神社のこと。(有名なところだと日光東照宮がありますね)全国にある東照宮の中でも一番最初に造営されたのが久能山東照宮です。東京都から静岡市(清水IC)までは車で約2時間、新幹線でJR静岡駅までだと約1時間~1時間半なので、ドライブや列車での日帰り旅行に、富士山や三保松原観光を計画しているなら併せておすすめできるスポットです。
麓から続く1159段の階段でできた表参道を登ると山頂に久能山東照宮、一番奥に神廟があります。見晴し抜群の久能山は、目の前に駿河湾が広がり解放的な景色が広がります。
◆見どころ その一◆ 絶景の中、自然と歴史と神社参拝を同時に楽しめる!
今から1400年以上前、推古天皇の頃からこの久能山にはお寺があり、武田信玄の要害とされた後、徳川二代将軍・秀忠が、生前よりこの久能山の風光を好んだ父・家康の遺言により元和3年(1617年)、ここに東照宮を創建したという長い歴史を持った場所です。
一ノ門の前では登る人、下る人皆がここからの景色を見て歓声をあげていました。徳川家康が見た景色と同じ景色を眺める青年。江戸の時代も平成の時代も変わらない美しさなんでしょうね。
門の横に据えてある腰掛けには小さな子供とお母さんが座り、おにぎりを食べている微笑ましい光景も。
門の横に据えてある腰掛けには小さな子供とお母さんが座り、おにぎりを食べている微笑ましい光景も。
◆見どころ その二◆ 重要文化財と国宝がそこかしこに!
国宝に指定されている社殿、また楼門や鼓楼、神楽殿など多くの建造物が重要文化財に指定されており総漆塗りの豪華絢爛な装飾は見ごたえがあります。
右・こちらも重要文化財のひとつ、玉垣(社殿を囲んでいる垣)にある彫刻。 右上は「粟・菊・鶉(うずら)」右下は「菊・兎」。他にもたくさんの動植物の彫刻があり、ひとつひとつをじっくり見て回るのも楽しい。動物たちの躍動感が素晴らしい。
「家康梅」なる梅の木もあります。家康梅とは“家康公自らが植樹された”梅の木なのだそう。他にも玉垣にある動物の彫刻はカラフルで可愛いので思わず見入ってしまいますよ。
◆見どころ その三◆ 徳川家代々の本物の兜・甲冑をじっくり見れて400円!
建造物だけでなく博物館内の展示物も国宝、重要文化財に指定されています。国立博物館などのように広くはないのですが、展示内容の濃さは五つ星クラス。博物館の1階、2階には歴代の徳川将軍の兜や、甲冑、刀、生活道具や絵画、書などが展示されています。注目すべきは、初代将軍・徳川家康から十五代将軍・徳川慶喜までの全甲冑が収蔵されているということ。家康が実際に関ヶ原の戦いで着用した歯朶具足(しだぐそく)も展示されています。さらに、修復が完了した白檀塗具足(びゃくだんぬりぐそく)も3月18日より展示されています。
ガラス越しとはいえ、本物の甲冑や兜に残る傷跡からは時代を超えた生々しさが漂い、徳川時代にどっぷり浸かることができますよ。
また、2階展示室の外にある休憩スペースでは漆塗り職人のドキュメンタリー映像が流れており、これがまた勉強になります。見えないところで色鮮やかな東照宮を代々守ってくれている職人の方々に感謝の気持ちでいっぱいになります。
(これだけ見れて400円、安すぎます。東京なら3倍以上の入館料になるのでは!?)
ガラス越しとはいえ、本物の甲冑や兜に残る傷跡からは時代を超えた生々しさが漂い、徳川時代にどっぷり浸かることができますよ。
また、2階展示室の外にある休憩スペースでは漆塗り職人のドキュメンタリー映像が流れており、これがまた勉強になります。見えないところで色鮮やかな東照宮を代々守ってくれている職人の方々に感謝の気持ちでいっぱいになります。
(これだけ見れて400円、安すぎます。東京なら3倍以上の入館料になるのでは!?)
◆見どころ その四◆ 階段がダメでもロープウェイという手がある!
頂上まで千段もの階段を登るのはちょっと…、という方にはロープウェイを使って頂上へ行くこともできるのでご安心ください! 日本平からわずか5分で久能山頂上駅へ到着します。ロープウェイでの空中散歩、日本平から見る富士山の絶景も楽しみのひとつです。
※ロープウェイ乗り場は、久能山下ではないのでご注意ください。
※ロープウェイ乗り場は、久能山下ではないのでご注意ください。
◆見どころ その五◆ 麓で名産「石垣いちご」が食べられる!
ここ久能山の麓ではいちご栽培が盛んで、いちご海岸通りという名前もあるほど。海岸沿いの山の斜面は、いちご狩りの観光客で賑わっています。このあたりのいちごの栽培方法は少し変わっていて「石垣いちご」と言い、石垣で栽培をすることで水はけが良くなり甘味が増すのだとか。
表参道の脇にある常吉いちご園さん。店頭で大きないちごを一粒売りしているのでその場でいちごを食べることができます。大粒のいちごは、大味なイメージがしそうですがそんなことはなく、甘い! 大粒まるまる、甘い!! ということで、久能山からの下山後はスイーツで休憩も。いちごスイーツが目の前にぶら下がっていれば、1159段も楽勝かも!?
表参道の脇にある常吉いちご園さん。店頭で大きないちごを一粒売りしているのでその場でいちごを食べることができます。大粒のいちごは、大味なイメージがしそうですがそんなことはなく、甘い! 大粒まるまる、甘い!! ということで、久能山からの下山後はスイーツで休憩も。いちごスイーツが目の前にぶら下がっていれば、1159段も楽勝かも!?
いちごソフトが人気のお店、荻原農園さんのソフトクリームは、人工的ないちごの味は一切なく、時々粒々が混ざった濃い味で酸味もありフレッシュな味です。
久能山東照宮では、3月下旬~4月上旬にしだれ桜が見ごろを迎え、そのあとを追うように4月上旬~中旬まで八重桜が見ごろとなります。歴史とともに歩きながら赴きある “おとな” なお花見もいいですね。