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仕事や人間関係がスムーズに! 「頼む」「謝る」シーンでの大人の言い回しとは? [with]

2017年04月03日(月) 11時30分配信

言いにくいことを角が立たないようにうまく伝えられるかどうかで、 あなたの力量が試されます。仕事や人間関係がスムーズになる大人の言い回しを覚えて、「さすが」と言われるワンランク上の女性に!
「頼む」

イラスト/藤井昌子

「頼む」

相手の気分を害すことなく、逆に相手を気持ち良くするような頼み方をして、株を上げよう!
先輩にお願い事をする

イラスト/藤井昌子

先輩にお願い事をする

「○○さんにお願いできれば何の心配もないだけに、いつも頼りにしてばかりで本当に申し訳ないのですが」

「『誰にでも頼めるわけではない』と強調して、ほめながら頼むことで、相手もちょっといい気分に。『いつも』で、普段からのリスペクトを表せますが、本当にしょっちゅう頼んでいたら『ただの失礼な人』に」(コラムニスト 石原壮一郎さん・以下 石)

進捗状況の連絡を促す、または催促する

決して催促というわけではないのですが」

「予定を聞きたいだけでも、催促と捉えてムッとする人もいるので、『催促ではない』とはっきりと。催促のときでも、あくまでも最初はやんわりと。『心配性なもので』など下手に出るのが大人です」(石)

メールに添付がなく再送信を頼む

「すみません。添付ファイルが見当たらないようです」

「相手のミスがはっきりしているときほど、ストレートに指摘して恥をかかせるのは不作法。『こちらのサーバの不調かもしれませんが』など、むしろ自分が謝る体裁をつくるくらいがちょうどいい」(石)
仕事のやり直しを頼む

イラスト/藤井昌子

仕事のやり直しを頼む

「言葉が足りずにご迷惑をおかけしました」

「『ダメ出し』の言葉で相手のプライドを傷つけるのはご法度。自分が悪いことにして、気持ちよく仕事をしてもらいましょう。ただし、本当に説明不足だったときは、もっときちんとした謝罪を!」(石)

「謝る」

失敗したとき、謝るのは大人として当然。 でも、謝り方次第で、評価を上げるチャンスに!
自分のミスじゃないのに謝る

イラスト/藤井昌子

自分のミスじゃないのに謝る

「私がもっと注意すればよかったのですが」

「自分のせいでなく後輩のミスのときでも、『彼女のせいですよ』などと言い放つのではなく、自分の責任感をアピール。もちろん本当に監督不行き届きだった場合は、こんな軽い言葉ではNG」(石)

やる気はあったと主張する

「念には念を入れたつもりだったのですが」

「まったく言い訳できないようなミスのとき、せめてやる気だけはあったと伝えて、相手の不快感を鎮めるのもマナー。ただし、次回からは本当に『念を入れ』ないと、口だけと思われるので注意」(石)

注意をされたら、謝ったあとに、お礼に変換

「ご指摘いただき、 ありがとうございました」

「「謝罪で話が終わると、後味が悪いまま。感謝の気持ちを伝えれば、相手もホッとします。『どんな意見でも自分の(会社の)糧にしてしまえ』と思えば、自分もなんだかトクした気分に!」(石)
言い訳したい

イラスト/藤井昌子

言い訳したい

「今さら何を言っても言い訳にしかなりませんが」

「言い訳をすることには変わりはないのですが、先にこう言っておかないと頭ごなしに拒絶されることがあります。相手に言い訳を聞いてもらうために、心の準備をさせるワクチンのようなフレーズです」(石)

PROFILE

石原壮一郎さん
キャリアアドバイザー。コラムニスト。編集者を経て『大人養成講座』(扶桑社)でデ ビュー。イマドキの大人のあり方を発信し続けている。ゲームにもなった『大人の女力検定』(扶桑社)など著書多数。近著に『大人の言葉の選び方』(日本文芸社)がある。

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