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手持ちの食器もアイデア次第! いつもと違う食卓演出術 [おとなスタイル]

2017年03月19日(日) 09時00分配信

今回は手持ちの食器などを使って素敵なテーブルづくりのテクを紹介。

集まる人がどんな人たちか、その顔ぶれを思い浮かべながら、料理の内容と見せ方のテーマを決める。テーブルのコンセプトを決めたら、いざスタート!
フードディレクター梅國いくこさんのアイデアをヒントに、手持ちをフル活用&役立ちアイテムをプラスして、おもてなしの幅を広げましょう。

今だから、カラフル!

おとな年代のテーブルは、シックでなければならない……と思うと、つい無難にまとめてしまいがち。でも、料理は色を食べるもの。それを引き立てるテーブルコーディネートがあれば、おいしさは倍増です。おとなだからこそ、思い切って、色を取り入れて。

スペイン料理。

「ル・クルーゼ」の赤い鍋でパエリアを。メインディッシュに合わせて、テーブルの基調色も赤に。

中東料理。

中東料理のおもてなしには、ドイツで買ったガラスの色皿が大活躍。華やかな色は、見るだけで人を元気にしてくれます。

メキシコ料理。

夏のメキシコ料理。ひまわりの花が、カラフルな料理とマッチ。

「使える」食器を、使いこなす

何にでも合うように、普段に使えるようにと、つい、無難な器を選んで使っていませんか?
無地や白、丸いお皿や器だけでなく、実は意外な色や形が活躍してくれます。
梅國先生が「持っていてよかった」と実感している器とその使い方を、ここでご紹介。あなたの家にも眠っていませんか?
1:黒の角皿

真ん中に丸いくぼみがあるので、汁けのある料理にも。

1:黒の角皿

実は、白以上に料理を引き立ててくれるのが、黒い皿。角皿は、食器棚の中でも収まりがよく便利です。

角皿なら、折お敷しきのようにも使えます。

同じ皿に、器やカトラリーを載せて、銘々のセッティング用に。
2:横長プレート

横長のお皿は、長いものだけでなく、複数のものをコーディネートしながら盛り付けるのにも便利。

2:横長プレート

細長いガラスの角皿には、冷製の前菜や冷たいデザートを載せて涼しげに。

黒はスレート(粘板岩)素材。

黒なら料理にお菓子に、表面の風合いが映えます。
3:お重

丸いお重は、有田焼のセミオーダー品。

3:お重

「丸」をテーマにした京料理のおもてなしを提案。他の器も円形のものを揃えて。

使いやすいのもポイント。

ばらせばお皿や器として、普段のテーブルにも。

器も高さが出ると、平皿とは違ったスペシャルな趣です。

三段目の深さのある器を、梅國先生はなんと、ひっくり返して台皿に!
フードディレクター
梅國いくこさん
うめくに・いくこ
大阪府生まれ。エコール・ルノートル本校、リッツ・エスコフィエなど世界各国の有名料理学校、料理教室で研鑽を積む。東京・豊洲で主宰する料理サロン「W.E.」は、100人以上が入会待ちするほどの人気。

 

『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(指導、写真/梅國いくこ)

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