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今やりたい大人の習い事「いけばな」で、花のある暮らし [FRaU]
2017年02月20日(月) 20時00分配信
生花を素敵に飾れるようになるには実践あるのみ。一輪挿しやガラスベースから、身の回りの日用品まで、いろいろな花器を使って自分らしいセンスを磨きたい。
今回は、いけばなのおすすめアレンジと、実際に花いけを学べる教室をご紹介。
難しいけど面白い
ル・ベスベ店長
木津谷優子さん
南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』に勤務。ギフトからウェディングブーケまで、季節の移り変わりを実感できる旬の花を作ってアレンジを提供している。
お気に入りのフラワーベースに季節を感じられる花を生ける。一見単純に思えるが、それはなかなか難しく奥が深い。生ける花の種類や彩り、ボリューム、合わせるベースなどの相性が悩みどころだ。
南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』にて毎日、花と向き合う木津谷優子さんは、どんなことを意識して花を選び生けるのだろうか?
今回は、いけばなのおすすめアレンジと、実際に花いけを学べる教室をご紹介。
難しいけど面白い
そんな「花いけ」の楽しさとは?
教えてくれたのは……
ル・ベスベ店長
木津谷優子さん
南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』に勤務。ギフトからウェディングブーケまで、季節の移り変わりを実感できる旬の花を作ってアレンジを提供している。
お気に入りのフラワーベースに季節を感じられる花を生ける。一見単純に思えるが、それはなかなか難しく奥が深い。生ける花の種類や彩り、ボリューム、合わせるベースなどの相性が悩みどころだ。
南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』にて毎日、花と向き合う木津谷優子さんは、どんなことを意識して花を選び生けるのだろうか?
「私の場合、特に意識しているのは色の流れ。全体を見たときにバランスのいい配色は気持ちいいですよね。あとベースのデザインも踏まえ、ある程度出来上がりのフォルムを決めてから花を選んでいるかもしれません。人によって好みが違い、これといった答えがないので、花を生けるのは難しいです。でも、花を生け続けながら自分好みのバランスを見つけられたら、花を飾るのがより楽しくなると思います」
おすすめの「いけばなアレンジ」
01. アネモネとガラスビーカー
ドイツのチューリンゲン州でビーカーや試験管など研究室で使われるガラス製品を生産する『TGI』。口径の大きいビーカーなら、アネモネのように鮮やかでグリーンとのコントラストが素敵な花と相性がいい。
02. 桜の枝と壁掛けベース
取り付ける場所によっても印象が変わるのが面白い壁掛けの一輪挿しは、東京で作陶する野田敬子さんによるもの。桜の枝など、季節の花を生けて玄関先や部屋の片隅にちょこんと飾るだけで、心を和ませてくれる。
03. ウバユリの実とガラスベース
枯れ木や実も印象的に映えるガラスベースは、長野のガラス職人『スタジオプレパ』と『プレイマウンテン』が製作するMOLD ALLシリーズのもの。木材を型取りして成形された本体のニュアンスのある表情にも注目。
04. ミモザとジョウロ
ガーデニングに使うジョウロも花を生ければ素敵なベースに。インダストリアル感のあるシルバージョウロなら、ミモザのイエローがよく映える。こんな身の回りのものをベースにしてしまうのもひとつのアイデア。
大人の習い事として「花いけを学ぶ」
01. 平間磨理夫 花いけ教室
いけ花というと、型にはまった仰々しく古臭いものだと考えている人も多いかもしれない。そんなイメージを覆すのが、こちらの教室。講師は知る人ぞ知る人気華道家、平間磨理夫氏。野山に生えている草のような自然な表情と、凛としたモードな佇まいを両立した花いけが魅力だ。
季節ごとに開催される教室では、準備された花材を選ぶところから始まり、次に植物の扱い方や自然のなかでの表情、七十二候といった暦にまつわる話などの講義を受ける。その後、各自で時間内に何パターンもいけるので、型にハマらない自分の花いけを習得することができそうだ。
会場である而今禾(じこんか)というギャラリーショップにある美しい器を使えるのも大きな魅力。器の置き方についてもアドバイス。
「花をより魅力的に見せるためには空間の活かし方も大切」
花いけの見本はなく、花材も花器も場所も自分で選ぶ。
「同じ生きものとしての、人と植物とのやり取りの面白さを伝えたい」という平間氏。
「花をより魅力的に見せるためには空間の活かし方も大切」
花いけの見本はなく、花材も花器も場所も自分で選ぶ。
「同じ生きものとしての、人と植物とのやり取りの面白さを伝えたい」という平間氏。
平間磨理夫 花いけ教室
月に2回、一回3時間ほどのレッスン。各会1~5人程度の少人数制。不定期開催なので、サイトを参照して。
開催場所:Jikonka TOKYO 東京都世田谷区深沢7-15-6
02. Tumbler & FLOWERS
大きな机いっぱいに集められた花材。桜をはじめとした季節の花材から、見たことのないようなモダンでシックなものまで揃う。レッスンはまず主役になる花を自分で選ぶところから。「いけばなの基本的な考え方を伝えたら、あとは自由にいけてもらいます」と渡来徹先生。
「いけばなは花をよく見つめ、自分が気に入った部分を生かして表現するために取捨選択を繰り返します。これは日常生活でも役に立つ思考法ですよ」
いけ方にはその人の人となりまで表れるとか⁉
インスタグラム(@watarai_toru)を見て、先生のセンスに心酔して通い始める30歳前後の女性も多い。
いけ方にはその人の人となりまで表れるとか⁉
インスタグラム(@watarai_toru)を見て、先生のセンスに心酔して通い始める30歳前後の女性も多い。
Tumbler & FLOWERS
小原流の資格がとれるコースから単発レッスンまで、目的に合わせて通える。
東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション 1F-B
大人ならば、どの季節にもいろどり美しい生活を楽しみたいもの。ただ買って飾るのではなく、いけばなアレンジでワンランク上の暮らしを演出してみてはいかが。