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『ラ・ラ・ランド』で祝・来日! ライアン・ゴズリングを愛でる3本 [with]
2017年02月14日(火) 20時30分配信
今年のアカデミー賞で14部門もノミネートされ、アメリカでも大ヒット中の映画『ラ・ラ・ランド』。その来日記者会見が先日開かれたのですが、これが近年まれにみる混雑ぶり、ザ・リッツ・カールトン東京の宴会場が真夏の海水浴場か! ってくらいのイモ洗い状態で、すごくびっくり……はしなかったんですね。マスコミ関係の女子たちが大挙押し寄せることは、すでに予想できていました。なぜかっていうたら、主演俳優のライアン・ゴズリングが来日していたからです。
ミニシアター系の映画を見慣れている人なら誰でも知ってるこの俳優、184cmの長身で、典型的なイケメンではありませんが、「愁いをたたえた変わり者(with筋肉)」という女子の大好物キャラを演じさせたら右に出るものはおらず、スクリーンで見ると抜群にかっこいい人です。今回は『ラ・ラ・ランド』の公開前に、「なんでこの人がそんなに人気?」という人にぜひ見てもらいたい、ライアンの魅力炸裂の3本をご紹介します~。
施設で暮らす認知症で妻のもとを足しげく訪ねる夫。彼が飽きることなく話して聞かせるのは、お嬢様育ちのアリーと貧乏青年ノアの恋物語だった。「無口で強引、情熱的でロマンチストで変わり者」というノア役は、以降演じてゆく役の原型を作ったといっても過言ではないほどライアンにハマり、世界中がメロメロに。身分の違いに怖気づいたアリーを思い続け、その愛情が終生変わらないとわかるラストには大号泣。女子が夢見るすべてがつまった、ラブストーリーの大傑作。
昼は映画のスタントマン、夜は強盗の“逃がし屋”の孤独な「ドライバー」と、息子を抱えて服役中の夫を待つ人妻アイリーン。偶然知り合い互いの孤独を埋め合う二人だったが、出所した夫の借金をきっかけに窮地に陥ってゆく。孤独にストイックに生きてきた「ドライバー」がたった一度の恋ゆえに破滅してゆく、その狂気とロマンチシズムは日常を吹っ飛ばしてくれます。ハラハラドキドキのエレベーターのキスシーンは必見。無口なライアンのまなざしに、全観客がアイリーンになって恋に落ちる一作。
「ときめきを失った」と離婚を迫られた中年男の、妻を取り戻すための奮闘を描くラブコメディ。ライアンが演じるのは、主人公に「モテ」を伝授するリッチな遊び人ジェイコブ役。得意の「愁いをたたえた変わり者(with筋肉)」キャラから一変、スマートでナンパで口説き上手、ハイファッションでキメて、「with筋肉」はむやみに見せてくれるというオマケつき。『ラ・ラ・ランド』の相手役エマ・ストーンが、彼に唯一なびかないお堅い美女を演じ、こちらでもキュートな恋愛も見せてくれます~。
ということで、ライアン・ゴズリング、ぜひチェックしてくださいませ!
with 2017年3月号より