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転職する? 踏みとどまる? 迷った時に押さえるべき2ステップ [with] 

2017年02月03日(金) 18時00分配信

もっと自分に合う仕事に就きたい」「結婚・出産後も今の会社で働き続けられるの?」など、さまざまな思いで転職を考える読者が多数。とはいえ、いざ転職となると不安もいっぱい。そこで「転職活動」のキモを伝授します!

「ハッピーに働き続けるために成長できる仕事を選んで」

「出産後も働き続ける時代。ライフステージに合わせた女性の転職が増えています。新卒にこだわらない企業も多く、20代〜30代前半の女性の市場価値は高まっています」と採用コンサルタントの菊池龍之さん。また、キャリアアドバイ ザーの藤井佐和子さんは言います。「女性の事務職は希望者が多く、競争率が高いのですが、 他の職種なら転職も比較的容易になっています。ただし即断は禁物。将来も必要とされる人材になるために、 自分がさらに成長できそうな会社を選んでほしいですね」
STEP1 今の仕事、辞めるべき? 続けるべき?

イラスト/菜々子

STEP1 今の仕事、辞めるべき? 続けるべき?

社内の異動も視野に情報収集してみる
「まず自分の将来像を描きましょう。『10年後はどんな生活か』『そのために今何をすべきか』。 それらを考えた上で、今の会社でできることは本当にもうないのか、他の部署への異動で叶う可能性も含めて情報収集しましょう。『ない』と なったら転職も一つの選択です」(キャリアアドバイザー・藤井佐和子さん)

転職するかどうか迷ったときのチェックポイント

Q.「3年間は勤めたほうがいい」というのは本当?
3年間は一つの節目と言われますが、転職理由が明快に説明できるなら、こだわる必要はありません。社会人としてどれだけ成長したかが重要です」(藤井さん)

Q.誰に相談すればいい?
「率直に上司にあなたの評価を尋ねが、てみると、想像以上に高く評価されている場合も。また、仕事が充実している社外の友人に、どんな意識で働いているのか聞くのも参考に」(藤井さん)
STEP2 いよいよ仕事を探す!

イラスト/菜々子

STEP2 いよいよ仕事を探す!

いろいろな方向から求人情報を収集
「求人サイトや人材紹介会社(エージェント)、ハローワークなど求人情報を入手する手段はさまざま。最初は複数のチャンネルを使って、いろいろな業界や職種の求人を眺めてみましょう。そこで気になったワードをチェックしておくと、自分が仕事で何を重視しているのかがわかってきます。例えば『高待遇』に目がいくならお給料や福利厚生、『イキイキ』であれば人間関係や働きやすさ。自分の希望する仕事が定まってきますよ」(藤井さん)

求人情報を入手する手段はさまざま

Q.働きながら探す? 辞めてから探す?
「今の仕事が忙しすぎるなら、退職してから探すのも手。ただ、無職になると焦りが出て、判断を誤る場合も。できれば働きながら探すのがベターです。事情を説明すれば面接時間なども考慮してもらえるはず」(藤井さん)

Q.やりがいと給料、どっちを優先すべき?
『やりがい』だけを求めて生活が立ち行かなくなったら、結局また別の仕事を探すことに。給料に関してもある程度はこだわって、バランスを考えて判断しましょう」(藤井さん)

Q.正規雇用にこだわるべき?
「将来も働き続けるためには、どんなキャリアを積めるかが大事。正社員でもそこでスキルや実績を積めなければ不安が残ります。待遇面で劣る場合もありますが、契約や派遣で働く選択もありだと思います」(藤井さん)
PROFILE

お話をうかがったのは

PROFILE

藤井佐和子さん
キャリアアドバイザー。(株)キャリエーラ代表。キャリアカウンセリングをはじめ、企業研修や大学の非常勤講師、講演、キャリアセミナーなど幅広く活躍。これまでにアドバイスした女性はのべ1万3000人以上。
with2017年2月号より

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