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いつもの入浴法、少し工夫するだけで脱乾燥肌! [おとなスタイル]

2017年02月03日(金) 09時00分配信

悩んでる人は今すぐチェックを

まだまだ続く、辛いカサカサ・かゆみの季節。
かさついてかゆみもある人は、入浴法や洗い方にも問題がありそう。「毎日続ければ、肌は確実に変わる」というケアのコツを教わりました。

基本の洗い方

【なで洗い】
体の外側から中心に向かって、泡で肌をなでるように洗います。

【なですすぎ】
一気にお湯をかけるのではなく、ゆっくり5つ数えながら、手でやさしくすすぎを。関節部分はきちんと伸ばして泡残りのないように。
脂っぽい部分と乾燥しやすい部分を知って洗い分けをしましょう!

カサつきやすく荒れやすい部分にゴシゴシ洗いはNG

脂っぽい部分と乾燥しやすい部分を知って洗い分けをしましょう!

体の中心は脂っぽい、手足、脇腹などは乾燥しやすい。汚れがたまりやすいところはていねいに、カサつきやすいところはサッと洗いましょう。

1:背中・胸など体の中心 皮脂腺が多く、汚れやすい

2:ひじ・ひざの内側首・わきなどくびれの部分 汗や汚れがたまりやすい

3:かかと・ひじ・ひざなど関節の外側 角層が厚く、肌が硬くなりやすい

4:腕・すね・手の甲など 皮脂腺が少なく、肌が乾燥していて荒れやすい

大人肌を乾燥から守る入浴法

Method1 体を洗うのは、お湯につかる前にしましょう

「お湯につかってふやけた肌は、皮脂膜や角層のセラミドが流れやすく無防備な状態。ごしごし体を洗うと肌を傷つけたり、乾燥させてしまいます」(吉田さん)

 
Method2 洗うときには、“なで洗い&なですすぎ”を徹底

体を洗うときも皮脂やセラミドなどをできるだけ保持して、肌のバリア機能をキープすることが大切。
「洗浄料をよく泡立て、綿のタオルか手でなでるようにやさしく洗いましょう。ゴシゴシ洗わなくても十分清潔を保てます」(まのさん)

 
Method3 かゆくなるほどの長湯はしないこと

「血行がよくなると、肌のかゆみは増幅します。また、熱い湯は肌への刺激や負担になるので注意して。体が温まったら、長湯はせずにサッと上がるようにしましょう」(まのさん)

 
Method4 入浴後は肌が乾ききる前(15分以内)に保湿剤を

「入浴後の肌(角層)の水分量の変化を計測したデータは(花王調べ)、入浴後5分以降は水分がどんどん減少し、15分後には入浴前より肌が乾ききってしまうことがわかりました。早めに保湿剤を塗ることが大切です」(吉田さん)

 

■Profile
Dr.マノメディカルクリニック院長
まの えいこさん
皮膚科専門医。日本美容皮膚科・日本臨床皮膚外科・日本皮膚科学会正会員。「ただ治すだけでなく、より美しく治すこと」を目的とした、心と体のトータル美容を実践。

花王スキンケア・ヘアケア事業ユニット 学術マネージャー
吉田智保さん

 

おとなスタイル(NHK団塊スタイル)より
(イラスト/itou・megumi、スタヂヲワンツー、アットミクスト)

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