• > [人生相談3]「薄情だ」と思われない借金の断りかたは?

[人生相談3]「薄情だ」と思われない借金の断りかたは?

2016年12月22日(木) 19時54分配信

借金お断りの三ヵ条(俵萌子)

電子書籍『一〇〇年使える人生相談 「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答 』(講談社)

借金お断りの三ヵ条(俵萌子)

長島茂雄、宇野千代、川上宗薫、佐藤愛子、ビートたけし、田辺聖子、丹波哲郎、ドクトルチエコ、吉行淳之介、野坂昭如、小森和子……などなど。1970年代~1080年代の雑誌インタビューから掘り起こされた著名人の名言・珍言をヒントに、人生の悩みを解決する電子書籍『「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答」が話題です。数々ある珠玉の人生訓から、今回は評論家・俵萌子さんの言葉をお届けします。

 

Q 大学時代の女友達から「お金を貸して欲しい」と連絡がありました。私はいま専業主婦ですし、住宅ローンも抱えそんな余裕はありません。どうやって断ればいいのでしょう?

 

A 借金の依頼に対して、素っ気なく断るのはいけません。(中略)断りの三ヵ条は、①言葉を尽くして、②頑とした態度で、③信念として語らねばダメ!(俵萌子「困ったときの会話術」SOPHIA 1987年1月号より)

旧友に借金を申し込むとは彼女もよほどの事情があるのでしょうが、友人同士、金銭の貸借は極力避けたいもの。でも下手に断れば「友達甲斐がない」「薄情だ」と思われたりもしますし、本当に気が重いですね。

評論家の俵萌子さんは、知人から借金の依頼があった場合、とにかく素っ気なく断ることだけはやめておくべきだとアドバイスします。不遜な態度で接するとその人間関係には必ずシコリが残ってしまうのです。そこで右記の三ヵ条となるのですが、ポイントは「自分にとって大事な人と金銭的な関係を結びたくない」ということを心をこめて丁寧に伝えること。たいがいの人はそれで納得してくれるそうです。自分にできないことは「できない」ときちんと伝えることこそ誠意です。曖昧な生返事だけは絶対に禁物ですよ。

 

※電子書籍『一〇〇年使える人生相談 「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答 』(講談社)より抜粋

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