• > [人生相談1]自分のルックスに幻滅している私でも男にモテますか?

[人生相談1]自分のルックスに幻滅している私でも男にモテますか?

2016年12月22日(木) 19時52分配信

醜女がモテる心がけ(遠藤周作)

電子書籍『一〇〇年使える人生相談 「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答 』(講談社) 

醜女がモテる心がけ(遠藤周作)

長島茂雄、宇野千代、川上宗薫、佐藤愛子、ビートたけし、田辺聖子、丹波哲郎、ドクトルチエコ、吉行淳之介、野坂昭如、小森和子……などなど。1970年代〜1080年代の雑誌インタビューから掘り起こされた著名人の名言・珍言をヒントに、人生の悩みを解決する電子書籍『「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答」が話題です。数々ある珠玉の人生訓から、今回は文豪・遠藤周作さんの言葉をお届けします。

 

Q 鏡を見るたび、自分のルックスに幻滅します。こんな私でも男性にモテることはできるでしょうか?

 

A つらいだろうが、あまりはやりの服装に手を出さぬこと。ごく普通の、しかし非常に清潔感のある服装をするよう心がけること。(遠藤周作 PENTHOUSE1984年7月号「周作塾」より)

世の中に不公平は数あれど、当人の責任が一切及ばない「生まれつきの美醜」ほど悩ましいものはありません。その苦境にあえぐ人々に作家・遠藤周作さんが提案するのが「醜女がモテる法」。その一例として挙げるのが「はやりの服装や服飾をしないこと」です。遠藤さん曰く、清潔感のある服装は醜女の欠点をカバーするのみならず、多くの男性に好意まで抱かせるとか。「美女か? 醜女か?」の二択であれば美女に軍配があがるでしょうが、実は男性にとっては美女であることよりも〈女性として清潔感がある〉ことの方が何倍も重要なのです。

風呂に入ってわが身を磨きファッションを決めたら、次に鏡に向かって「微笑」の練習をしましょう。これが二つ目のポイント。鏡を見て落ち込んでばかりいると、顔は余計に醜くなります。微笑はルックスに自信のない女性が陥りがちな〈陰気で剣呑な表情〉から救う最も有効な方法なのだそうです。微笑はあなたの人間的な印象をアップさせモテを引き寄せます。誰とすれ違っても微笑を絶やさないことを明日からのモットーにするのです。

「造作の美しさ」と「異性としての魅力」は別物です。汚部屋に暮らすわがままで嫉妬深い美女よりも、清潔でいつもニコニコと微笑を絶やさない魅力的な醜女に、男性は間違いなく安心と幸福を感じるのですから。

※電子書籍『一〇〇年使える人生相談 「誰にも聞けない」人づきあい、お金、出世、セックス…の悩み 100問100答 』(講談社)より抜粋

 

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