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やってみて!胃の不調に、ペットボトル温灸であっためが効果的! [VOCE]

2016年08月08日(月) 12時00分配信

毎日コツコツ続けるのが大事

夏になって、冷えてしまったときや、むくみや胃腸のトラブルなど冷えからくる不調を感じたときに取り入れたいのが、ペットボトル温灸。ペットボトルにお湯を入れて、体に当てるだけで、高い効果を発揮。毎日コツコツ続ければ、冷え体質の根本改善にも!

アチッと感じたら離すだけの簡単お灸


古くから冷えに良い方法として知られるお灸を、自分で手軽にできるのが、鍼灸師の若林理砂さん考案のペットボトル温灸。「ペットボトル温灸は、ホット専用のペットボトルに80℃のお湯を入れてツボ付近に当てる方法。ペットボトルをツボ付近にかしながら押し当てるのでツボに当たりやすいうえ、火も使わないので安全。ペットボトルをツボ付近に数秒押し当てて、アチッ!?と思ったら離すのを繰り返すだけ。そもそもお灸の効果はツボ付近の温度を50~70℃にすることで得られますが、ペットボトルなら手軽にそれが再現できるのです。冷えや冷えからくる不調にも効果的です」

作り方

ペットボトル温灸の基本の方法☆


ホット専用のペットボトルを用意し、まず水100mlを入れてから、沸騰したお湯200mlを入れるとちょうど80℃くらいになる。必ず水から入れること。

当て方

1:ツボのあたりを狙って、ペットボトルを押し当てる。

1ヵ所3~5回。

2:「アチッ!」と感じたらペットボトルを離す。次に再び押し当てる。「当てる」「離す」の目安は各3~5秒ずつくらいだが、時間にこだわらず「アチッ」と感じたら離して」

ツボ1 足三里(あしさんり)

胃の不調を解決!


冷たいもののとり過ぎで、おなかが冷えて、消化不良気味のときに、この温灸が効果的。

(ツボ1)ひざのお皿の下の外側にあるくぼみから指4本分下。

ペットボトルを足三里のあるライン上に当たるように、横にして押し当てる。アチッ!と思ったら離す→押し当てる→離すを、熱感を感じるまで繰り返す。

ツボ2 膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)・脾兪(ひゆ)

(ツボ2)肩甲骨の下からウエストラインの上くらいまでの背骨の外側の筋肉の盛り上がった部分。

ペットボトルを左右の手で1本ずつ、キャップ部分を持って逆さにし、膈かく兪ゆ・肝かん兪ゆ・脾ひ兪ゆのあたりをラインでとらえて押し当てる。当て方はツボ1と同じ。

ツボ3 中かん(ちゅうかん)

(ツボ3)左右の肋骨が合わさったところにあるグリグリした突起とおへそを結んだラインの中間。

最後に、ペットボトルの底面を中かんのあたりを狙って押し当てる。当て方はツボ1と同じ。


教えてくれたのは


鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。高校卒業後鍼灸免許を取得。2004年に現治療院開設。東洋医学に通じ、独自の食事指導も行う。

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