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夏ならではの肌トラブルと対処法Q&A [VOCE]
2016年08月04日(木) 12時00分配信
Q. 夏ならではの肌トラブルとは?
A. ニキビ、ゴワつき、シミ、くすみなど
「紫外線のほか夏疲れの影響で不要な古い角質がたまりやすく、肌がゴワついたり毛穴に皮脂などが詰まってニキビが増えたり。メラニンのせいで、くすみやシミも目立ちやすくなります」(慶田先生)
A2. 夏特有の“毛穴熱風”で毛穴が開く
「山や海から、高温or多湿の風が吹く地域があり、その風の影響で毛穴の面積が約2倍に拡大するというデータがあります。また、ニキビがある人は悪化しやすい、肌がやや敏感な人は汗や皮脂でかゆくなる、ということも。もともと肌が健康的な人なら、夏だからと深刻な肌トラブルが出ることはあまりないようです」(多田さん)
Q. 夏の肌あれも肌老けのシグナル?
A. 汗でダメージを受けているサイン
「夏は汗のせいで湿疹ができるなど、肌あれを訴える人が多いですね。すぐに肌が老けるわけではありませんが、くりかえすと肌ダメージが深刻化。ほったらかしにするなど油断は厳禁!」(慶田先生)
Q. 肌がベタつくから洗顔したい。一日に何回まで平気?
A. 2回
「洗いすぎは肌の潤いを奪ってしまうので、夏でも増やしたりせずに朝晩の2回が基本です。洗顔料を使わずに水やお湯で流すだけなら、洗いすぎの心配はそれほどないかもしれませんが……」(多田さん)
A2. 汗をかいたら、“洗う&潤す”を必ずセットで
「汗は肌への刺激となるので、そのままにしないように! とはいえ、一日に5回も6回も洗うのはさすがに多すぎると思います。また、“洗う&保湿する”のセットで行うことも徹底して」(慶田先生)
Q. 肌の夏老け予防に重宝する美容ギアは?
A. 化粧品の浸透を助けるギアを
「抗酸化や美白の作用があるビタミンCを効果的に肌に浸透させるものが便利。お気に入りはパナソニックの新アイテム、イオンエフェクターEH-ST63。モードや温度が設定でき、いつもの化粧品がより効果を発揮します」(小林さん)
教えてくれたのは
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生
皮膚科専門医、医学博士。医学的視点から“夏老け”を分析し、生活面も含めた効果的なアプローチをていねいに指南。
美容家 小林ひろ美さん
美・ファイン研究所代表。オリジナルのテクニックを提案。誰でもできる手軽さやその確かな効果にファン多し
美容エディター 安倍佐和子さん
雑誌、テレビ、イベントなどで若々しい肌の秘訣を披露。サーフィンやテニスなどアウトドア派なのに美肌をキープ。
ポーラ 多田明弘さん
肌科学研究部 肌分析研究室長。夏ならではの過酷な環境や肌の状態を知り尽くし、最適なスキンケアをアドバイス。
(撮影:柏原力、amanaimages)