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自称・セックスが得意という人も、ひとりよがりな行為で相手をげんなりさせている場合が多いもの。性知識も間違ったものを思い込みで信じるのではなく、安全で気持ちの正しい知識を身につけましょう。

Q.初めてつきあった今の彼とセックスして半年。いまだに痛くて痛くてたまりません。

A.「痛い」のは、男性器による女性器の「巻き込み」の可能性大！
若い男のコだと、どこに挿入したらいいのか、わかっていないのかも。小陰唇を巻き込んでいる可能性がすごく高いですね。また、前戯が不十分で分泌液が少ないことも考えられます。落ちついて充分に潤ってから入れるようにしてください”（池下育子・いけした女性クリニック銀座院長　ViVi　1993年1月号「SEX・不安と悩みの疑問解答集」より）

痛い原因として、こうした男性器による、女性器の入口の皮膚（小陰唇）の「巻き込み」がとても多いのです。とにかく十分潤ってから入れましょう。女性は最初の数回のセックスで痛い思いをしてしまうと、その後も「痛くされるかもしれない」と、つい不安になりがちです。その恐怖心から濡れなくなり、さらに痛みが増すという悪循環に……。子宮口にペニスが当たって痛みを感じるケースもあります。また、若い男性も、女性が痛がると、パニックになってしまう場合が多いのです。

とにかく落ち着いて、充分に潤ってから入れるということが大切なんです。正しい知識を身につけて、より気持ちのよいセックスを楽しみましょう

電子書籍『完全マニュアル　セックスの間違い　100答』より