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マイケル・ジャクソンも忌野清志郎も、カッコいい人はみんな地獄にいる、らしい!? [with]

2016年07月05日(火) 17時30分配信

『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』

修学旅行で事故死しして地獄に落ちた煩悩まみれの高校生が、なんとか人間界に転生するために奮闘するという、宮藤官九郎監督の「今回は好き放題にやらせてもらいます!」という声が聞こえてきそうな、ハチャメチャなコメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。

『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』

主人公の高校生・大輔を演じるカミッキーこと神木隆之介の、初のチャラ男演技もいいのですが、何しろ地獄の鬼にしてヘビメタロッカー「キラーK」を演じる長瀬智也の演技がこれ以上ないくらい突き抜けていて最高です。般若が火を噴く形のギター(どんなん!)を地獄のコードHでかき鳴らす、ほぼ“ナマハゲ”のビジュアルは、「カッコいい」と「面白い」の間の絶妙なところを突き、そのハイトーンボイスとともに頭から離れません。

映画に描かれる地獄は“血の池地獄”とか“地獄の業火”とかでやけに真っ赤で薄暗く、「おお、これはまさに地獄」という感じ。でもその中に地獄学を学ぶ教室とか軽音楽部とか地獄に落ちたギタリストの手を売っている店とかもあり、キラーK率いるバンド“ヘルズ”のライブなんかもある上に、合間合間に労働とか拷問がある、意味不明なまでにカオスな世界です。それとは対照的に、一場面だけ登場する天国はやけに真っ白で静かな世界。

白いカプセルのようなベッドが遥か彼方まで整然と並んでいて、そこでスヤスヤ眠る善人たちは、何か要求があれば手元のボタンひとつですべてを叶えてもらえます。カオスな世界は疲れるし苦労も多いけれど刺激的、その一方で天国の安らぎと平穏は退屈の裏返し。それぞれの振り切りぶりにいちいち笑っちゃうのですが、これ意外と真理という気もします。

ちなみに「地獄に落ちるのはカッコいいから」というキラーKの言葉通り、地獄には演劇界、映画界、音楽界のカッコよすぎる面々がバンバン登場します。素顔が全くわからない超ハードメイクの中から、「あ、この人は!」と探し出すのも楽しいですよ~。(文:渥美 志保)
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