• > 古市憲寿さんが解説! 昔と今の男子の変化にみる、結婚したい女子の抜け道 [with]

古市憲寿さんが解説! 昔と今の男子の変化にみる、結婚したい女子の抜け道 [with]

2016年06月28日(火) 17時30分配信

社会学者・古市憲寿さんに聞きました!

結婚したいけど、いい出会いがない……そう嘆く女子に朗報です! そもそもあなたの持っているいらぬ固定概念が、間違えた方向に相手選びさせているのかも。今昔の男性の変化をチェックして、考え方をブラッシュアップして☆

昔の男子の結婚観

「かつての主流は職場結婚でした。それは、多くの女性が狭いコミュニティの中で出会った男性を“運命の人”と思い、 結婚を決めていたということです。ある意味“消去法”で決めていたということ です。転じて、皆さんの現在の状況はどうか? SNSを使えば、学生時代の友人と再び繋がれ、カジュアルに合コンをセッティングすることもできる。昔と比べると、今はいくらでも出会いのチャンスや選択肢が増えている時代なのです。当然、出会いが多ければ多いほど、『あの人のほうがいいかも』と心移りし、運命の人を決めるのは難しくなってきています。」

昔の男子の結婚観
・20代で結婚が常識。働かず家事や育児に勤しむ専業主婦を望む。
・限られた出会いの機会の中で結婚を決める。お見合いでもOK。
・男たるもの、自らプロポーズして当然。その選択肢以外になし。

今の男子の結婚観
・30代独身でも気にならず。理想的なのは、妻も働く共働き夫婦。
・恋愛結婚希望。選択肢は多く、結婚までたどり着くとは限らず。
・“男たるもの”という理想はナシ。逆プロポーズされてもOK。

現代の女子が結婚できないのは、昔と違って“運命の人”の選択肢が多すぎるからだという古市さん。それはもちろん男性も同じこと。では、結婚したい女子はどんな心持ちでいたら良いのでしょう。
「現在の生涯成婚率は約15%。2030年には約25%になると言われています。原因の一つは、格差社会の深刻化、つまり経済的な要因です。現在は、非正規雇用が進み、結婚したくても家族を養えるだけの稼ぎがない男性が増え続けています。 あまり打算的にならず、ずっと一緒にいたいと思う男性と『いつかは一緒になる』と考えるのがいいのでは? 昔のように『俺が引っ張っていく』というタイプの男性はほんのひと握りです。良い人を見つけたら逆プロポーズをするぐらいの逞しさを持ってください!」

with7月号では「『思わず結婚したくなるオンナ』って?」を特集。脳科学者・澤口俊之さんの思わずプロポーズしたくなる男脳のお話や、ハライチの澤部さんが交際期間10ヶ月で結婚を決めた理由を伺いました! これを読めば結婚への近道になること間違ナシ♪

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