ダイエットがストレスにならない方法 [mi-mollet]

2016年04月02日(土) 17時30分配信

Q.何度ダイエットにトライしても挫折をしてしまいます。ダイエットがストレスになら

ライター・西園寺リリカさんの回答
A.ストレスこそダイエットの敵!「自分が食べたいものをがまんしない」こと
45歳から一大奮起して35キロのダイエットに成功し、リバウンドもなく体型をキープ。いろいろなダイエット法をやり尽くしましたがここまで痩せられた理由……それは、「食事療法」にありました。
以前は私も栄養面を改善しようと、いきなり甘いものや炭水化物を一切やめたり、肉の脂身を抜いたり魚に替えたり、ヘルシーな和食中心にしたりしましたが、食べたいものへの欲求が高まるだけでストレスが溜まり、結局、爆発してリバウンドしていました。

ダイエットにおいては、甘いもの、炭水化物、油物、ジャンクフードが敵なのではなく、ストレスこそ最大の敵。つまり、食事を180度一変させるのではなく、いま食べているものの「縮小版」と考えてみるのはいかがでしょうか。決めたカロリーの範囲内で食べたいものを食べた方がムリなく始められるし、ストレスも少なかったです。

もちろん、痩せた先もリバウンドせず健康な体を作るために栄養面の見直しは必要です。が、ひとまず「定カロリー」に体が慣れてから1品ずつゆっくりやっていけばよいのです。

ここで、ダイエットを長く継続させるポイントをお教えします。

ダイエットの最初の2週間が肝心

ダイエット初期にいちばん怖いのがストレスからくる「ドカ食い」。経験的に初期に一度でもドカ食いをしてしまうと、あきらめや挫折から成功する確率が低くなります。
少ないカロリーに慣れるまで2週間くらいはかかるので、最初はちょっとしんどいかもしれませんが、この時期は

「どんな手を使ってもいいから決めたカロリー摂取量を守る!」

というのが大事です。
「もっと食べたい!」という衝動を抑えるには自分の脳をだますこと(笑)。
たとえば、お菓子が止まらないときは、歯磨き粉をごく少量つけて「舌みがき」するのもおすすめです。(歯磨きをたくさんすると歯を痛めますので)。口に何か別の刺激を与えることで、ムダな食欲がおさまることがあります。

ダイエットの始めは、ダイエットフードを賢く上手に使うこと

ダイエットフードは長期的にはおすすめしませんが(やめた途端、体重が戻ってしまうし、ダイエット初期は少ない食事量に慣れるのが目的なので)それでも空腹をごまかせないなら、最初の2週間くらいはゼロカロリー飲料や低カロリー食材を活用するのもアリです。

「ぐーぴたっ 糖類ゼロ豆乳おからビスケット」/ナリスアップコスメティクス
「ラカントS」(カロリーゼロ甘味料)/サラヤ
「低糖質パスタ」「低カロリーごはん」
もちろん、コンビニやスーパーで低カロリーのものを探せばいまはいろいろありますよね。

いちばんキケンなのは甘いものやお菓子のつまみ食いだと思いますが、そういうものを食べるなら、プリンとかメロンパンとか口の中で溶けてすぐなくなってしまうものではなく、ナッツが入ったザクザク系のクッキーやごまの入ったおせんべい、厚切りのポテトチップスなど、とにかく噛みごたえのあるものをチョイスして満腹感を与えてあげることを優先してください。

体重計やアプリで健康管理を!

少なくとも2ヵ月くらいは食事に集中したほうがいいので、むしろ、自分で勝手にルールを増やさないことが大事です。

最初に自分の基礎代謝、体重、体脂肪率、筋肉量など、「自分の体の情報」を知っておくといいですね。体重計はダイエットが終わった後の管理にも役立つので、あればベスト。体重計は様子を観察するために2週間に一度乗れば十分で、停滞期や外食で一時的に体重が増えようなときは、むしろ体重計には乗らない方がいいです。

カロリー計算は厳密にやる必要は全くありません。私の場合も野菜はノーカウントでしたし、ざっくり、だいたいでよいので、スーパーのお惣菜、ファミレスやデリバリーのメニューに書いてあるカロリーを参考にすればいいし、最近は食品のカロリーが画像でわかるアプリなどもあります。上手に使いこなしてください。

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