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ローラさん、水原希子さん、加藤ミリヤさんをはじめ数多くの有名人を手がけるSHIMA原宿のアートディレクター奈良裕也さん。美容師以外でもモデルやDJとして幅広く活躍中の奈良さんは常に一歩先行くスタイルを提案し、ブームやムーブメントを産み出しています。『ViVi』4月号では奈良さんが、センスを磨く方法を伝授！

●顔のタイプを問わず、七難隠す髪型とは？
エラが気になる人も、ハチ張りさんもマルチに似合う髪型はズバリ“ボブ”。
「ボブは七難隠す。と僕は思ってる下にボリュームのあるスタイルだから、エラもカバーできるし、張ったハチよりも広がりを持たせれば、対比的にハチが目立たないでしょ？」（奈良さん・以下「」内全て奈良さん）
また、頬骨が出ている人、丸顔の人はマッシュスタイルは避けたほうがいいそう。顔が濃い目の人は金髪だと派手になりすぎちゃうので注意。「それから重要なのが首の長さ！首が長いのに首回りを短くパツンと切ると、首が異様に長い感じになっちゃう。逆に首が短い人が首を覆い隠すような長さにするとメリハリのないドームシルエットに…」

●ファッションセンスを磨くには、マンガが最適！
「ファッションのコレクションをチェックしたり、映画を見るのも大事。あとはマンガ！じつは過去作ってきたヘアスタイルはマンガかにインスパイアされたものもあるくらい。」奈良さんも90年代のスーパーモデルやHelmut Newtonの世界観などいろんなビジュアルを常に頭にストック。他にも『クリーミィマミ』『らんま1/2』『うる星やつら』などアニメまでもスタイルの提案のヒントにしているというから驚き！「あとはなりたいアイコンを自分の中で組み立てること。そこから好きなジャンルを掘り下げていったりすることで、色々な知識も得られるし、センスとなって身につくんじゃないかな」

●可愛くなりたい読者へメッセージ
「みんな、可愛くなりたいんだったら、努力が必要。よく『この巻き自分で再現できますか？』聞かれるけどできるようになんなきゃダメ！僕の作るスタイルは決して奇抜なことはしてなくて、すごくシンプルなもの。ニュアンス出しやアレンジをすること上で、可愛くなりたいんだったら、コテを使えるようにならなきゃ！ラクして可愛くなろうなんて、勉強しないで100点取ろうとしているようなもの!!体型管理だってきちんとしてこそ、可愛くなれるって僕は思っています。」

「可愛いは1日にしてならず」毎日の努力やセンスを磨くためのインプットが大事なのですね。本誌では原宿の街で奈良さんが惜しい髪型の女の子たちを大変身させちゃいます。参考になるテクニックが満載だから是非チェックしてみてね。