- TOP
- > NEWS&TOPICS一覧
- > 真実が知りたい。ニキビの芯はとっていいの? [VOCE]
真実が知りたい。ニキビの芯はとっていいの? [VOCE]
2016年03月13日(日) 17時30分配信
皮膚科などの医療機関では、よくニキビの芯を出してくれるニキビ治療、「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」を受けられることがあります。そのため、ニキビの芯はとったほうが良いと思われがちですが、実際のところどうなのでしょうか?
ニキビの芯はとっていいの?
ニキビができてしまった時のニキビケアの基本としては、まず洗顔が第一です。洗顔は、過剰に分泌されている皮脂を洗い流して、毛穴をふさいでいる角質が増殖するのを防ぐために必要になってきます。けれど、一度できてしまった大きなニキビは、芯が深く毛穴に埋まっています。この芯を洗顔で完全に取り除くというのは、なかなか難しいでしょう。
ニキビの芯がもし簡単に取れるのであれば、とったほうが良いですし、赤ニキビへ発展してしまうのも予防できます。市販の、鼻に貼って芯をとるテープを使用したり、吸引器具などを利用したりすれば、ある程度の芯は除去することができますが、大きなものは少々難しいものです。
ニキビの芯がもし簡単に取れるのであれば、とったほうが良いですし、赤ニキビへ発展してしまうのも予防できます。市販の、鼻に貼って芯をとるテープを使用したり、吸引器具などを利用したりすれば、ある程度の芯は除去することができますが、大きなものは少々難しいものです。
ニキビの芯を、無理にとってはいけない理由
このように、自宅でニキビの芯を完全にとるということは、なかなか難しいところがあります。だからといって、ピンセットを使って無理矢理芯をとり出したりするのは、絶対に避けなくてはなりません。なぜなら、ニキビ跡が残ったり、色素沈着したり、ニキビ菌の増殖を誘発してしまったりと、良いことがないからです。むしろニキビを悪化させてしまうこともあるのです。自宅でニキビケアを行う場合には、無理にニキビの芯を取り出すようなことは避けましょう。
医療機関での芯出し・圧出を利用する
もし、どうしてもニキビの芯をとりたいという場合には、医療機関のドクターに相談しましょう。医療機関によっては、ニキビの芯出し・圧出というケアを行ってくれるところもあります。
ニキビの芯出し・圧出とは、ニキビの頂点にレーザーを使って小さな穴を開け、専用の器具でニキビの中にある芯を押し出すことです。このレーザーを使う芯のとり出し方法は、化膿したり、ニキビ跡が残ったりする可能性はほとんどないといわれています。施術中、レーザーの熱によって毛穴内のニキビ菌がダメージを受け、活性を失うので、むしろ早くニキビ治療ができるのです。ニキビの状態によっては、芯出し・圧出を受けることができない場合もあるので、事前にドクターに自分のニキビの状態を見てもらい、判断してもらいましょう。
この記事の監修ドクター 西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗先生
ニキビの芯出し・圧出とは、ニキビの頂点にレーザーを使って小さな穴を開け、専用の器具でニキビの中にある芯を押し出すことです。このレーザーを使う芯のとり出し方法は、化膿したり、ニキビ跡が残ったりする可能性はほとんどないといわれています。施術中、レーザーの熱によって毛穴内のニキビ菌がダメージを受け、活性を失うので、むしろ早くニキビ治療ができるのです。ニキビの状態によっては、芯出し・圧出を受けることができない場合もあるので、事前にドクターに自分のニキビの状態を見てもらい、判断してもらいましょう。
この記事の監修ドクター 西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗先生