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超人気落語家・立川志の輔さんが語る「富山が凄いワケ」 | おとなスタイル

2016年03月07日(月) 09時00分配信

富山に流れている“気”

富山には、どこにいても流れている、共通の“気”があるんですね。それは不思議な、えもいわれぬ味わいのあるものだと、東京に出てから気づきました。ひょっとしたら、よその土地では感じられないんじゃないか、と。
魚もおいしいし、お酒もおいしいし、珍しいシロエビを食べて、美しい立山連峰に囲まれて―。でも、どこ行っても街が「どうだ!」と言ってないんですよ。これはスゴいことなんですよ、気持ちがゆるむんです。

たとえば金沢は、豪華な、きらびやかな旧跡に囲まれて、インパクトのある癒やされ方をする。それとは真逆で、なにを見た、なにを食べたってわけじゃないんだけど、富山は「よかったわよね」と言って帰れる。インパクトは小さいかもしれないけど、自分の地元に戻ってきた後、牛のように反芻しながら、夫婦ならば毎晩のように、友だちなら今度会ったときに、「そういえばよかったよなあ富山」と言う。細く長く、というか、何度でもというか―。僕は、富山はそういうところだと思っているんです。

自慢しているものがなにもなくて、一瞬静かな街だね、と思うかもしれないけれど、実はなんでもあるんです、なんにもない顔をしているだけで。でも、通りすがりの富山の人に、「どこかいいとこないですか?」と聞くと、「いやーないですね」と言うので、ちゃんと調べて行ってくださいね(笑)。

<立川志の輔さん プロフィール>
1954年富山県射水市生まれ。’83年立川談志門下入門。’90年立川流真打ちに昇進。以降、落語家として舞台、テレビ、ラジオなど、幅広く活躍。富山市内の劇場『てるてる亭』にて、10年以上、月に一度落語の公演を行っている。

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