プロフィール
美容ジャーナリストの先駆者的存在。製品の特徴を的確にとらえた美容記事から、生活や精神のあり方まで含めた、まったく新しい美容論で多くの女性を魅了。商品開発のアドバイザーや講演会、広告など多方面で活躍中。
吉田 昌佐美さん
[ビューティ ジャーナリスト]
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入江 信子さん
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永田 みゆきさん
[ビューティ ジャーナリスト]
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安倍 佐和子さん
[ビューティ エディター]
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近藤 須雅子さん
[ビューティ エディター]
6/23 up

 美容界では、いつの間にか、アルブチンやレチノールぐらいポピュラーな成分となってしまったピテラ。しかし後にも先にも、これはSK-IIしか使えない、SK-IIだけの独自成分。なのにとても単独ブランド秘蔵の成分と思えぬ普遍性と壮大なスケールを持ってしまっている。
 その働きは、"7大効果"として有名、まず(1)肌にエンジンをかけて、生き生きした肌へ(2)古い角質をはがれやすくして、キメの整ったなめらかな肌へ(3)たっぷりの水分を補給して、みずみずしい肌へ(4)くすみの原因に働き掛けて、冴えた透明肌へ(5)皮脂バランスを整えて、テカリのないバランスのいい肌へ(6)日やけ後のほてりや乾きに働き掛けて、安定した肌へ(7)そして、PHバランスを整えて、肌アレのない理想的な肌へ……。
 それって、要はスキンケアがすべき仕事のほとんどすべてじゃない? というだろう。だから、ピテラの特長をこう説明する人もいる。「その肌の弱いところに効く成分」。どこにどう効く、というよりはその肌の弱点を探して、いつの間にか欠点のない調子のいい肌に導いてしまってる。幅広い効能は、幅広すぎて、開発者さえもまだその全貌をつかんでいないと言われるほど。
 だからこそ、単独ブランドの独自成分なのに、ピテラはある種、神話化してしまったのだ。あらゆる肌のどこかに必ず効いている。まさに全方位に届く不思議成分。それがピテラなのである。

 ピテラは、"その肌の悪いところに効く"と言ったけれど、だからこそピテラは本来、肌質も何も問わない、すべての肌にとって“基本の基本の栄養”。どんな肌でもお手入れの核に置いておくべき、肌の"ごはん"みたいな存在なのだと思う。乱暴な言い方をすれば、そういうものは何も考えず、ただコンスタントに"使っておけば"いい。ハッキリ言って使い方の工夫とか、効かせ方のコツとか、そういうことに促われなくていいと思うのだ。それがピテラのすごいところのような気がするから。
 でも気がつくと自分はこんな使い方もしてしまっていた。仕事柄、いろんなものを無軌道に使わなくてはならないわけだが、だから時々肌がロック状態に陥る。何を塗っても効かなくなり、保湿しても潤わない、自分の手ではコントロールできなくなることってあるのだ。そうなるともう肌を思いきってリセットしてしまわないとダメ。リセットすると言っても古い角質を取りのぞいたりするマイナスのお手入れだけではいけない。ターンオーバーを高め、PHを整え、細胞エネルギーを高めて、油分と水分のバランスを正すといった、肌の営みの全プロセスを同時に高めてあげないと、本当のリセットにはならないのだ。
 だからそういう時こそ、ピテラ、たとえばSK-IIのシートマスクを3日続けて行うみたいに大胆に。それこそ不思議だけれど、本当に調子が戻ってくる。ピテラの本領発揮である。

 SK-IIってどんなブランド? と聞かれると、私は2つの答えを用意する。ひとつは、これまで語ってきたように、ピテラの力そのものの、全方位型の美肌力で肌を満たしてくれるブランド。そしてもうひとつは、ともかく何が何でも肌をキレイに見せようとする、とてもひたむきなブランドであるという。
 SK-IIのラインナップは、本当にそのことに徹している。肌を美しく見せるためのアイテムが、まったくムダのないプログラムによって用意されているのだ。だから出てくるアイテム出てくるアイテム、すべてハズレがないことが、SK-IIの特長と言っていいと思う。本当にどれも必ず結果が出るのだもの……。
 とりわけ、シートマスクとファンデーションは、その場で見るからに肌が変わる。面白いほど肌質が改善される。VOCEのベストコスメでも、選ばれた商品を見て、またSK-II? と思っていたに違いない。この数年、シートマスクでもファンデーションでも、出てくるたびに上位に選ばれる。偏りすぎじゃないの? と。でもこれ本当。結果が出なければ、商品化しない……そういう姿勢の商品づくりがSK-IIの身上。だから、どの製品をとっても、劇的に肌が変わる仕組みが徹底しているのである。当然のように、こちらは出るもの出るものハマってしまう。SK-IIの人気のヒミツである。

 いつの頃からか、気がつけば自分の美容テーマが"小雪さんみたいになること"というふうになっていた。髪を巻いたり、フルコースでメイクしたり、ごてごてとジュエリーをくっつけたり……自分のオシャレはそれまでもっぱら加えることばかり重視し、与えるほうばかりを向いていた。でもそれ、そうしないとモタない気がしたからなのだ。
 本来、自分が理想とするのは、小雪さんのようにカラーリングもしていないストレートの髪をただ無雑作にひっつめて、大きなエリぐりの何でもない黒のセーターと何でもない黒のパンツ、サブリナシューズみたいなものをはいて、それだけ。メイクはもちろん最低限におさえて、というシンプルさ。それでも決して地味じゃない。むしろ目立つほど派手。内側から潤いが湧き出てくるような、みずみずしい透明感ある美肌には、文字通りの華がある。だからまさにそれだけで、もってしまうのだ。
 もちろんそういう"インパクトあるシンプル"は、小雪さんのような長い手脚や、生まれ持っての上質な肌や、端正な顔立ちあってこそ生まれるもの。でもそれを誇れるシンプルってまさに日本の美として究極のものだと思うのだ。
 叶わない夢とわかっているけど、いつかは"小雪シンプル"な女になりたい!