少なくとも、私はそこでハッとした。“前向き”とか“プラス思考”って、自分のためだけに、自分が立ちあがるためだけに使うものと思ってきたが、この人は“自分のため”じゃなく、“対人関係”にそれを使うと言った。まずそのことにハッとしたのだ。そして、同じプラス思考でも、人を否定するためのプラス思考と、人を受け入れるためのプラス思考があることに、その時初めて気づいてハッとしたのだ。確かに人間、いつでもプラス思考であるべきだし、何でも悪い方に悪い方に考えるタチの人といると、腹立たしくなってくる。でも、自分自身が前向きならばそれでいいと思うのは、どうなのだろう。プラス思考が洋服着てるみたいになるのは、どんなものなのだろう。プラス思考がまるでブルドーザーのような強引な女を作ってしまわないか?
プラス思考というのは、人との関わりにおいては、自分が人より少しでも前に出ようとするためのものじゃなく、ましてや人を拒むためのものじゃない。むしろ逆に対人関係をスムーズにし、人を気持ちよく受け入れるためのもの。結果その方が、何もかもがうまくいき、自分も幸せになれるはずなのだから。お誕生日のたとえ話で言えば、そこで腹が立たなければ、恋人のいない誕生日も楽しく過ごせるわけで、その人はきっと誰にでも愛されながら、心穏やかな人生を送ることになるのだろう。
よいプラス思考、それは自分が沈みかけた時に自分を引っぱりあげるパワーとなるもの。そして対人関係で人を拒まない、人を嫌わない、魂レベルの高い大人になるための心がけ。人間は最低この2つのプラス思考をもっていれば、生きるのが楽になる。度を超えたプラス思考はいらない。ムリして、自分の体からプラス思考をボンボン吐き出す必要などないのである。
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恋愛および結婚は
“とことんプラス思考”
が勝利の秘訣 |
物事をよい方に考える……これがいちばん功を奏するのは、男がらみ。
まず、恋愛しはじめは見るものすべてがピンク色、恥ずかしいほどプラス思考。ところがその反動もあり、ふと我に返ると女は一転果てしなくマイナス思考になっていきやすい。浮気してない? 私をフラない? 結婚するよね!?私たち。ある時期から恋愛感情は、相手を想うことより、相手の気持ちが冷めていないことを確認する方が忙しくなってしまう。しかし、マイナス思考でいちばんいけないのが、人を疑うマイナス思考。「私ってダメな女」と自分一人で悲観的になってるマイナス思考は事故が少ないが、ここでも相手を巻きこむ“疑うマイナス思考”は、恋を必ず歪ませる。せっかくの恋を自らダメにするケースの8割9割はこれが原因と思われる。
そしてこの世でいちばんプラス思考の塊になるべきは、“結婚したい女”。相手がいようがいまいが、“結婚できないかも”とマイナスに考えたらそこで結婚の可能性はまず絶たれる。もうこればかりは不動の事実で、まわりが心配になるほど結婚に前向き、おめでたいほどプラス思考の女に、結婚はやってきやすいものなんである。
たぶん恋愛を複雑にしているのは、ひたすら人間のマイナス思考。プラスに考えると、こんな単純でピュアな感情はない。自分でこんがらからせない女の勝ち。そういうこと。
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