しかし、30代の成功者の多くは一見とてもフツーである。見るからに世間から浮いているような特殊なムードを持った女性ではない。つまり人が着ないような服を着てみたり、人が言わないような言葉を発したりするような不思議なタイプではない。むしろ際立ってナチュラルな常識的な人。たぶん彼女たちは“人と違うこと”自体を好むのではなくもっと純粋に、頭の中にオリジナルがあるのだ。ひらめきや発見や気づきのある人たちなのである。逆を言えば、とても常識的で、世の中がよく見えてる上で“ひらめく”から、それが人の心をとらえ、拍手を浴びる人なのだ。社員に言わせれば“意外なほど優しい人”“気配りのある人”・・・・・・、私たちが描いている“女社長”のイメージとはだいぶ違う。人間が若くしてできあがっていることはたぶん大前提なのだろう。しかし社員がもっと強く言うのは、“異常にエネルギッシュ”ということ。やっぱり来た。やっぱりそうなのだ。涼しい顔してのんびり自分のペースで仕事をして成功した人は一人もいない。天才でもない限り、無理。いや「天才は99%の汗と、1%の霊感より成る」というエジソンの言葉があるように、天才こそ努力の人。運で宝くじは当たっても、運で成功することはないのである。
ここまで来て、ひょっとするとフーッとため息をついてる人がいるかもしれない。そんなに頑張らなくちゃいけないの? と。でも待って。成功者の多くが、じつはこう言っている。「自分がこんなに頑張れる人間だったなんて、今まで知らなかった」と。学生時代に頑張って勉強したことはあまりない。挫折のほうが多かった。自分はどちらかというとダメな人間だと思ってた。だから、今の自分が信じられない……と。じゃあ、いつから頑張りはじめたのか? ある人は“ほぼ社会人になった瞬間”と言い、ある人は“自分に合うなと思った仕事についた時”と言った。その時まるで、人が変わったように頑張りはじめちゃって、自分でも驚いたという人がほとんどなのだ。“勉強体質”ではなく、明らかに“仕事体質”で、仕事が目の前にあると、スイッチが入ったように、“異常にエネルギッシュ”になれたというのである。ひとりはこの状況を、ある日突然“花粉症”になっちゃうみたいなカンジ……と言った。であるならば、そういう異常な頑張りができる“成功因子”は、誰でももっているということ。それがある瞬間、目覚める人と生涯目覚めない人がいるだけなのだ。そして、そうやって異常に頑張れるようになった自分に快感や喜びを感じられる人、それが成功する女の決定的な条件なのである。で、結論。女の成功は“99%の頑張りと、1%のひらめき”から生まれる。 |
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成功する女に
オーラが宿ってしまう
決定的な理由 |
成功した女は、確かにモノの道理として、金持ちである。そして、立場上、あんまりみすぼらしい格好で人と会うのもナンだから、それなりに“モノがよさそうな服”を着ていることが多い。でも、それだけが理由ではなさそうなオーラみたいなものが、ボンボン出ている。そのオーラの正体って、一体何なのだろう?
人の美しさの種類に、“生命感”というのがある。それを仮にメイクで作るとすれば、肌にツヤを出したり、チークで頬に“血の気”を加えたり、要は血のめぐりが良く、衰え知らず疲れ知らずの、真に健康な状態を再現するメイクに他ならないが、成功した女には、たとえシワがあっても睡眠不足でくすんでいてもそれと同じような生命感が見える。なぜそう見えるのかと言えば、たぶん細胞分裂が人より活発だからなのである。ストレスも肉体的な疲労度も人より多いが、それをのりこえて尚、人よりエネルギッシュでいられるのは、細胞が24時間激しく動いているから。頑張れること、また頑張っていることが快感で、そういう自分が好きな人って、結局細胞活性が良く、だから生命感が体のまわりに漂うのである。成功が先か、細胞活性が先か、それは不明だが、どちらにせよ、成功→細胞活性→成功→細胞活性という循環が人を大きく成功させるのは間違いない。成功は美容的に言うと、細胞の勝利なのである。疲れていても、社長に見える、それが女社長の不思議。
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