さあ果たしてあなたは、何かに対して一生懸命だろうか? キレイになる上でもお洒落する上でも、一生懸命まではやっていないのじゃないか?作った魅力で誰かを魅了して心地よくさせて、それでお金を月100万円稼げるくらい、本気で魅力的になろうとはたぶん思っていないはず。ちょっと頑張ると疲れる。ちょっとキレイになると気を抜く……その繰り返しでは、絶対に突き抜けられない。一度は“一生懸命”をやってみてほしいのだ。
しかし“一生懸命”にはワナもある。私が見かけた、もうひとつのオーラは仕事先のエレベーターで一緒になった女性。その時はドキリとし、記憶にも残った。しかし、同じ階で降りた女性は、その日に私が立ち会う“オーディション”にきたモデル。オーディションで再び私の前に立ったその女性は “キレイ”だったが、“オーラ”は消えていた。たぶん、一生懸命作ったキレイは“オーラ”を生むが、そのキレイを一生懸命人にアピールしようとすると、“オーラ”は消えるのだ。先のホステスも、お店で金持ちの客を手玉に取っている時は、“キレイ”だけれど“オーラ”はないはず。一生懸命はカゲでやるもので、人に見せるものじゃないよ、とよく言われるが、ほうら私はこんなにスゴイのよと人に差し出したら光が消える。人目を意識しない一生懸命、これなのだ。いやはや、オーラってやっぱり難しい。
ミニチュアのロンドンバス(参考商品)/ミスタークラフト |

“おミズ”のオーラは、“午後から化粧”で生まれる
最近は、高級クラブのホステスも、昼間はOLやってたりすることもあるらしく、一概には言えないけれども、由緒正しきホステスたちは、昼間は主に自分を磨くことに専念する。ただその磨き方が、世のコスメフリークたちとはちょっと異なり、時のコスメを次々試すことで明日の美肌を願うのではなく、たった今できることの限りを尽くして、今日のこの日の自分を120%の完成度でキレイに見せることにすべてをかけているわけだ。多くのコスメフリークは、化粧品には凝りまくるのに、朝のメイクはわりにテキトーだったりするものだが、ホステス美容は逆。スキンケアも化粧のりのため。メイクには異様に時間をかける。それも“極上の化粧のり”は、それ自体が人をドキッとさせるからなのだ。日中の時間は、自分の“お客様”に「来てね」コールをしたり、お手紙書いたりする他は、ほとんど“今日のせとぎわメイク”にかけるというのだから、オーラが出て当然。まして、ゆっくり起きて、“午後からメイク”は、妙に化粧のりが良くなるから一石二鳥。少なくとも朝起きたてより、ある程度の活動をして一般のOLのメイクが崩れてくる頃から人間の肌は化粧を自ら吸いつける。だからコワイほどピタリと決まるのだ。
ここから私たちは、せめて朝は早く起き、ひと通りの活動をしてからゆったりじっくり時間をかけてメイクすることを学び取らなきゃいけないのだ。
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