第7回『夏のシミ! くすみトラブルS.O.S.』〜1
夏の間、知らず知らずに浴び続けた紫外線。UVケアはしっかりしていたのに、気がつけば春よりもぐっと濃くなっているシミや肌のくすみ、残ってしまった虫さされ跡などの対処法を教えて!
シミやくすみなど、色素系の問題でクリニックにこられる方は、秋に増えると聞きますが?
夏の終わりになると「急にシミが濃くなった」「肌がくすんで顔色が悪くなった」と、あわてて相談にくる方が増えます。
紫外線を浴びることによって、皮膚のメラニン色素が一時的に濃くなるからでしょう。シミやソバカスが日焼け直後に黒く見えるのも、紫外線の影響です。 実際には、メラニン量が一時的に増えたものがほとんどなので、秋になって紫外線の影響が弱まると、また元の色に戻ります。
潜在的にあったシミの予備軍が、秋になって濃く見えるということもあるんですか?
やはり、紫外線の影響で一時的に目立つように感じることがあります。ただ、シミと一言にいっても様々な種類がありますので、どんな状態にあるものなのか、もともとあったソバカスなのか、プロの正確な判断が必要です。以下にシミの種類を記しますので、参考にしてみてください。
老人性色素斑
境界がはっきりした褐色、または黒っぽいシミで、米粒大から数センチのものまで大きさは様々。紫外線が原因となってできるシミです。主に中年以降、早い方は20代から出現。頬骨など紫外線のあたりやすい部分や手の甲や前腕等にもできやすい。
雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆるソバカスのこと。直径3〜5ミリの小さな茶色い斑点が頬や鼻周りに多く見られます。幼児期からみられ、思春期に目立つように。遺伝的要因が強いものですが、紫外線により悪化も。
炎症後色素沈着
ニキビやケガ、火傷をした皮膚が炎症を起こした後にできるシミ。炎症後色素沈着は、ターンオーバーとともに、しだいに消えることが多いのですが、皮膚の炎症が悪化して色が濃くなってしまった部分は、消えずに残ることも。
虫さされの跡が残ったり、ムダ毛を処理して毛穴が黒ずんだりすることがありますが、これも炎症後色素沈着の一種となります。色素沈着をおこした場所が紫外線を浴び続けると、色がだんだんと濃くなっていくので、注意が必要です。
肝斑
頬骨上や頬、鼻の下、額、口周りなどに左右対称にできるシミ。地図のような形状をしているのが特徴で、30〜40歳代に発症年齢が集中しています。症状が見られるのはだいたい50歳代後半まで。
女性ホルモンが大きく関与していると言われ、妊娠中やピル服用中などにできやすいシミです。






















































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