真木よう子
  • ドラマ『SP(エスピー)』で好演した紅一点の女性SP役が最高にカッコよかった真木よう子さん。持ち前の身体能力の高さを生かして、今度はバスケ選手のCA役でスクリーンに登場!
  • 「撮影が夏だったんですが、夏にスポーツをして汗をかくって、やっぱりすごく気持ちいいんですよね。しかも今回はCAの役だったので、共演者は女のコばっかり。現場の雰囲気は女子校みたいなノリで、本当に楽しかったです」
    なんとオリンピック選手も輩出している実在のチーム、日本航空バスケットボール部“JALラビッツ”を舞台にした爽快な青春ムービー。CAとしての仕事&選手としての競技活動を両立していく女のコたちのパワフルな奮闘は、観ていて元気がわいてくる。
    この中で、CAにしてはちょっとぶっきらぼうだけど、バスケには深い情熱を捧げる新人の千夏を演じたのが真木よう子さんだ。
    「撮影に入る前に、プロのバスケ・チームのコーチについて、実際に羽田空港近くのJALの選手が練習する体育館でトレーニングを重ねました。私は今回の出演者の中で唯一、バスケ未経験だったんですけど、バスケ自体にはずーっと憧れていたんです。マンガの『スラムダンク』も大好きでしたし。でも見るのとやるのとでは大違い。すごく難しかったですね」
    彼女はそう謙遜するけれど、劇中でボールを手にコート内を颯爽と走る姿は、バスケ未経験とは思えないほど決まっている。
    「自信はあったんですよ(笑)。中学のときに陸上を3年間やっていたので、運動神経はあるほうなんじゃないかと思っていたんですけど、やっぱり10年間のブランクは大きいです。トレーニング中も、石原さとみちゃんは頑張り屋さんですけど、私はものすごいサボリ屋なので、いかにしてストレッチをしているように見せて、やらないですませるか、っていう方法を編み出したりしてました(笑)」
  • 目立ちたがり屋だった小学生の頃に女優になるという夢を初めて抱いた
  •  主人公の早瀬ゆかりは、小学生のときに飛行機に乗った経験からCAという職業に憧れるのだが、真木さん自身も女優になりたいと思ったのは小学生のとき。
    「映画館で、安達祐実さん主演の『REX 恐竜物語』を観たんです。自分とほぼ同い年の女の子がスクリーンでお芝居をしていることに感激して。そのとき自分もこういうお仕事がやりたい! と思ったのが最初ですね。ただあの頃は、すごく目立ちたがり屋だったので、単に人の前で何かをやりたい! っていう願望が強かったんです。実際に現場に入って、役者はひとりでする仕事ではなく、監督や大勢のスタッフと一緒に、ひとつの作品を創り上げていくものなんだと実感しました」
    映画では、仕事と恋愛のバランスを取るのに苦しむ女のコの姿が描かれるけれど、真木さんはそのバランスをうまく取れるほう?
    「う〜ん……きちんとうまく両立するというのは、なかなかできないかもしれないですね。つきあっている人がいても、仕事が入っちゃうと、けっこう仕事モードで。いっさい無視するとかいうわけじゃないんですけど、現場では携帯もいじらないし。でも昔はもっと恋愛重視だったから、今のようになったのは最近かもしれない」
    ちなみに真木さん、嬉しいことにViViの愛読者だったことが判明。ViViモデルだった佐田真由美さんのファンなのだそう。
    「佐田さんがとっても好きでしたね。何といっても顔が好き! すごくタイプなんです。佐田さんがViViにちょこっと出てきた頃から『この人はかわいいなぁ〜。ぜったいにこれから人気が出てくるんだろうなー』と思っていて。以前、佐田さんの舞台を観に行ったとき、共通の知人を通じて『はじめまして』って挨拶させていただいたことがあるんですよ」
    いつか同じ作品で共演することがあるかも……と言うと、思いきり照れていた真木さんの表情、とってもキュートでした!
千葉県生まれ。'01年『DRUG』で映画デビュー。'06年『ベロニカは死ぬことにした』で映画初主演、『ゆれる』で高い評価を受ける。ドラマ『SP』や『週刊真木よう子』も話題に。9月28日放映のWOWOWドラマW『6時間後に君は死ぬ』に出演。
夢と希望を抱いて、CAとして念願の航空会社に入社した早瀬ゆかり(石原さとみ)は、ありえない手違いで、会社の強豪バスケットボール・チーム"JALラビッツ"に入団するハメに。同じく新人の垣内千夏(真木よう子)らと一緒にバスケのハードな練習やCA研修に突っ走るが、いつしか遠距離恋愛中の彼ともうまくいかなくなってしまい……。
映画には実際のJALラビッツの選手も出演。JALやバスケットボール女子日本リーグ機構全面バックアップのもと撮影された試合シーンは必見!
●丸の内TOEI・ほか全国順次公開中
撮影/阿部ちづる スタイリスト/馬場圭介 ヘア/masato for SHINYA salon
メイク/島田真理子(switch management) 取材・文/石塚圭子