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原作は3日で読破。考えさせられる作品でした
'77年に映画化され、ビッグヒットとなった『人間の証明』。原作は森村誠一さんのベストセラー小説なのだ。ViVi読者世代には馴染みがない(なにしろ'77年だしね)のと同様、松下さんもドラマに出演が決まるまで、この作品を知らなかったとか。
「ドラマ出演が決まってから原作を読んだんですけど、あまりの面白さに3日で読み切っちゃって。テーマがすごく重いので、私自身も読み終えて考えさせられることが多かったんですが、その分、ドラマもとてもいい作品になる予感がしました。プレッシャーも大きいけれど、“頑張らなきゃ”と実感しましたね」
松下さんが演じるのは、カッコイイ女・路子。麻薬の取引に関与する男・翔平と関係がある。
「“自分が一番”という勝手な面もあるイイ女なんだけど、翔平との関係が深くなるにつれてだんだん女性らしくなる……、そんな横顔をちゃんと演じられたらな、と思います。最初の方は自由奔放で、クラブ通いに明け暮れて薬もやっちゃう、私の周りにはいないタイプの人(笑)。それだけに、演技で別人になれる楽しさがあります」
路子を演じていて、難しさを感じているところは?
「ダラダラしながらも頭の回転が速い女性なので、見せ方が難しいですね。立ってるだけのシーンでも、ただ立つだけじゃお芝居にならない。手や目など細かいところまで演技をするよう、アドバイスをもらいながら心がけてます」
ドラマ出演は2本目となる松下さん。今回は「勉強になることばかりです」と笑う。
「いいスタッフの方に囲まれて、勉強させてもらってます。なんでも質問できるので、心強いんですよ。共演者とは、今のところ翔平さん(高岡蒼佑)と一緒のシーンしかないのですが、高岡さんはニヒルな役どころの似合う人ですね」
重厚だけど、グイグイ引き込まれてしまうストーリー。この夏、見逃しちゃいけない一作だ。
「私が演じる路子は、きっと友達にいたら困るタイプだと思います。自分自身、演じていて“スゴイことをするな〜”と思いながらも(笑)、だんだん可愛い面が見えてくるんですよ。そういう可愛らしさも見てもらえたらな、と。この作品は訴えるものがとても強く、最後まで見れば題名の意味がおのずとわかると思います。出演者も偉大な俳優さんばかりなので、見応えのあるドラマですよ」
ピアノと女優、どちらも両立するのがプライド
バツグンのスタイル、そしてキリッとした立ち居振る舞い。路子ばりに“イイ女”の松下さん、素顔はピアノ科を専攻している現役音大生なのだ。
「3歳からピアノ一色の生活をしていたんですが、女優という職業にも憧れていて……。思い切って、この仕事に飛び込んでみました。ピアノと女優、どちらも両立させることが私のプライドなんです。クラシック音楽をちゃんと勉強したいし、ピアノで他のジャンルと交流もしてみたい。将来的には、できれば両方やりたいんです。現段階ではどういう形で実現できるかわかりませんが、大学を卒業するまであと2年、ゆっくり考えようと思ってます」
女優活動と学生生活、かなり多忙だと思われるけど、プライベートの時間はある?
「ちゃんとありますよ。何もないときは買い物をしたり、友達とお茶したり。私の中では一番ホッとする時間ですね。プライベートでハマッてるのは、スポーツジムに行くこと。運動経験があまりないのに、今になって目覚めてしまって(笑)。自分の姿が鏡に映るとカッコ悪くて恥ずかしいんですけど(笑)、それでも楽しんでます」
そのバツグンのスタイルで着こなす、好きなファッションとは?
「スカートは全くはかず、デニム一辺倒です。ストレートか、少しフレアーになってるスリムジーンズが好きですね。そこにTシャツやノースリーブを合わせる、シンプル系が好きです。でも今年の夏は、デニムのミニスカートに挑戦してみたい。まだ買ってないけど……、買ったらはくのかな(笑)」
そんな松下さんが、この夏に挑戦したいことは……。
「サーフィンです。今までは海にもあまり行ったことがないんですけど(笑)、波乗りをしてみたくて。計画だけはしてるんですけど……、流れてしまいそうな予感が(笑)」
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