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嬉しさとプレッシャーが同時にきた 『ブラックジャックによろしく』の原作は「週刊モーニングで連載されている超人気マンガ。妻夫木くんも読んでいたとか。 「以前にたまたまファンの人から“面白いので読んでください”ともらったんです。英二郎のことは“まっすぐで熱いヤツだな”と思ってました。だから英二郎を演じることになってすごく驚いたし、正直嬉しかった。ただ、同時に不安もありましたけど……」 えっ、不安? 「はい。単純に人気コミックというプレッシャーもあったし、自分自身にできるのかという不安もあって。実際に現場へ入ってみて、不安が全部解消されたワケじゃないけれど、“ただ英二郎になればいいんだ”とふっきれました」 英二郎は、夢を抱いて医療界に入った研修医。だけど実際、病院の裏側では汚いことや自分ではどうしようもできないことが日常茶飯事で、無力感と闘いながら医者への道を模索している。 「英二郎の気持ち、分かりますね。自分自身と闘うことに共感できる。僕自身、俳優としてどう演じるかとか、内面的な葛藤は多いですから。ただ、俳優の仕事って理屈じゃないじゃないですか。テクニックだけじゃ演技はできない。“気持ちが大事なんだよな”と思いながら演じてます」 現場の雰囲気はどんな感じ? 「いい緊張感がありますね。原作自体がシリアスなので、その空気が流れている感じ、というか。“みんなでいい作品にしよう”という意思は統一されてます」 今回の舞台は病院だけど、妻夫木くんはよく病院に行くタイプ? 「行かないですね。ドラマの現場に入ってると風邪を引かないし。休みになると引きますが(笑)。だから僕も単純に“医者はいい人だ”という思いを抱いていて……。でもこのマンガを読んで、“永大(舞台となる大学病院)にだけは行きたくない”と思った(笑)」 原作は現在も連載中。ドラマは、どんな最終回になってほしい? 「正直、僕も分からないです。でも、変に恋愛を多くからめて甘っちょろいドラマにはしたくないですね。英二郎自身が闘っていく話だから、“今後はもっと大きな障害に立ち向かうだろう”という終わり方がいいんじゃないかな」
毎回「前作を超えてやる」と思って仕事してます さてさて、プライベートな話もちょこっと聞いてみよっと。今ハマっていることは? 「ないです!(笑)」 即答。う〜ん、忙しさが分かるお答えですなぁ。 「オフの日自体があまりないんで……。現場に行かない日でも台本を読んでますから」 えっと、今やりたいことは? 「それもないなぁ……。今の作品のことで、頭がいっぱいなので」 仕事の合間の息抜きは? 「音楽くらいかな。昔はロックとパンクが好きだったんですけど、今はジャンルにこだわらないです。wyolica、ゴーイングステディ、今好きなのはザ・ミッシェル・ガン・エレファントです」 では、今後の野望は? 「もっといい作品を作りたい……って、すごく夢のないヤツみたいですね、僕(笑)」 清々しいほどの仕事バカ! 「ええ、一生俳優です(笑)。もちろんどの作品でも満足感はあるし、“この作品が一番だ”と思ってやってますが、次の作品になると“前作を超えてやる”と思って仕事に挑むので、本当の満足感は一生得られないと思うし」 今年中に達成したいことは? 「長い休暇を取ってみようかな、と。この前、久しぶりに1週間の休みがあったんですよ。そのときは田舎に帰りました。“いらない”と言ったのに、祖父母が小遣いを僕のポケットにこっそり入れてくれてた(笑)。次は1ヵ月くらい休んでみたいですね。まだ知らない世界がいっぱいあると思うので、いろんな世界を見てみたい」 1ヵ月休暇でやりたいことは? 「う〜ん、実際になってみないと判らないかも。旅行もしたいし、友達とも遊びたいし……、いろんなことをやりたいですね」 最後に読者へメッセージを。 「好きなことをやってくれ、と。好きなことをやれば輝きますからね、人間は。化粧やファッションもいいけど、好きなことをやってるときの気持ちからくる輝きって、どんなものも勝てないと思う」 |