海と自然と、人が好きじゃなきゃできない仕事
『早乙女タイフーン』で、海を愛するアツイライフセーバー・早乙女太風を演じている晴彦クン。
「自然に対するアツイ思いは、太風もボクも一緒ですね。“自分と近い”と言っちゃうと性格も似てると思われそうだけど、性格は似ていないんです。ただ、海に対する思いは、すごく近い」
太風のセリフで特に共感した言葉は、「海って、なんでもねえだろ。なんでもねえってことは、なんでもあるってことだ」
「シンプルだけど、すごく深くて……。人の気持ちの深いところに響く言葉だな、って」
この仕事を始める前は、海によく行っていたという晴彦クン。その海にもきっと、ライフセーバーはいたはずだよね。
「実際のライフセーバーの人たちから話を聞くと、重みを感じますね。時給はファーストフードのバイトと、たいして変わらないんです。でも仕事の内容は苛酷だし、体力も使うし。他人の命を助けるときは、下手したら自分の命も危ない状況になりかねない。よっぽど“人”が好きじゃないと、勤まらない仕事ですよね。ライフセーバーをやってる人は、海も自然も好きだけど、それ以上に人が好きなんです。その気持ちをいつも心において、太風を演じてます」
“カッコイイ海の男”というだけじゃない、人の命を背負ってるのがライフセーバーなのだ! では、晴彦クンから、これから海に行く人に注意事項を!
「準備運動をするのは、まず当然と考えて。海をナメてはいけないけれど、かといって距離をおくわけでもなく、好きでいてほしい。海によっては規制が多いところもあるけど、決められた範囲内で自由に楽しんでほしいですね。塩水を直接肌に触れさせるのはからだにもいいことなので、年に一回くらいは海に行ってほしいな」
さてさて、ドラマもこれからいよいよ終盤。今後の見どころは?
「前半の太風はおちゃらけた部分が多かったですが、中盤くらいからラブな部分が加えられて、さらにシリアスな展開も増えてきます。原作は漫画ですが、ドラマはドラマで別物として楽しんでもらいたいですね」
温泉でボーッとすることが長年の夢
今は“夏男”の魅力いっぱいな晴彦クンだけど、今年の秋に挑戦してみたいことってある?
「秋に限らずなんですけど、温泉に行きたいですね。ずっと前から言ってるんですけど(笑)。なかなかまとまった休みが取れないんでね。ドラマや映画の仕事に入っちゃうと何ヵ月も拘束されるし、スケジュールが決まるのも数日前だから、先の予定が組めないんですよ。友達と“行こう”と言ってるんですけど、日程が合わなくて。今年の秋こそ行きたいですね……、と言いながら、また無理なんだろうなぁ(笑)」
ううっ、ツライ……。しかも、温泉でやりたいことは「ボーッとすること」だそうで、いかに普段が忙しいか、よくわかるお言葉。人気者はツライっす。
「普段はどうしても、どこかに力が入ってることが当たり前になってるんですよね。だから、何も考えずにゆっくりしたいなぁ。1〜2日じゃ、疲れは取れないでしょうけど(笑)」
これだけ忙しい晴彦クンだから、趣味を作る時間もなかなか取れないみたい。時間をやりくりしてやっていることは……?
「役作りも兼ねてからだを鍛えてることが、趣味と言えば趣味かな。ジムに通って、筋トレをしてます。理想は3〜4日に一度通える状態なんですけど、そうもいかなくて。だから、仕事が2時間あいたらジムに行って、また戻って……みたいになっちゃいますね。ジムに行ったあとは、くたくたになっちゃうんですけど(笑)」
「役作りのため」と思いすぎると楽しめなくなっちゃうから、なるべく楽しむ精神でやっているという晴彦クン。忙しい人ほど、時間の使い方がうまいんだよね。
「適度な運動は、脳のリラックスになるんですよ。からだは疲れますけど、スッキリしますよ。からだを動かしての疲れと、仕事で頭を使っての疲れは、違いますからね」
では最後に、メッセージを。
「『早乙女タイフーン』をよろしく。あと、嫌いにならないで(笑)」
撮影/柏原力 取材・文/篠崎美緒
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