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塚本 高史 「タイヨウのうた」
6月17日より東劇ほかにて全国公開
今や青春ストーリーがいちばん似合う役者ともいえる存在。『木更津キャッツアイ』をはじめ、数多くの映画&TVドラマに出演してきた塚本高史くんが「たぶん最後の高校生役」と言う新作で、透明感あふれる愛を見せてくれます!
LINK ●「タイヨウのうた」公式サイト
「タイヨウのうた」
塚本 高史
好きなコのために何かしたい! っていう気持ちが大切なんだよね
 「難病のヒロインの相手役で、彼女のために愛を一生懸命に捧げる男のコ……っていう設定を最初に聞いたときは、重い話なのかなあ、と思ったんですよね。でも実際に台本を読んでみたら、すごくピュアな感じが漂う、さわやかなラブストーリーだった。なんかこう、一人の男と一人の女の、人間同士の人情映画っていう印象を受けましたね」
 塚本高史くんが言うとおり、新作『タイヨウのうた』は、せつなさと一緒に、優しさや希望、幸福感がいっぱいつまった映画だ。太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気でありながら、自分の想いをこめた曲を歌い続ける16歳の少女・薫と、彼女に生きている喜びを感じてほしいと願う少年・孝治の物語。現在23歳の塚本くんだけれど高校の制服姿も違和感なく決まっている。
 「俺、特に役作りってしないんですよ。あまり意味がないと思ってるから。頭だけで考えて行動しても、その役にはぜったいになれない。現場でフィルムが回ってからでないと、そいつになれないんです。だから今回も事前に準備したことといえば、外見くらいかな。孝治は鎌倉にずっと住んでいるという設定なので、日焼けサロンに数回行って、髪も黒く、短くして。あとはサーフィンですね」
 毎朝早起きして、学校へ行く前にサーフィンの練習に励む孝治を演じるため、塚本くんも撮影前からサーフィンの訓練をスタート。もともとスノーボードが得意だった彼も、サーフィンは今回が初挑戦だった。
 「ボード系のスポーツだし、ずっとやりたかったんですよ。まわりにもサーフィンをやっている友人は多いし、うちの親父も若い頃はサーファーで、よく湘南とか江の島に行っていたって言うし。でも今までは機会がなくてなかなか行けなかった。撮影に入ると、日焼けしちゃいけないから、オフの日でもなかなか遊べなかったりするんです。だから、この映画を撮っていた夏は本当に何も気にせず、思いっきりサーフィンができてよかった! ロングと違って、ショートボードに立てるようになるまでにはけっこう時間がかかったけど(笑)。今年の夏もぜひやりたいな」


どんなにかわいくても、きれいでも、女のコだったら家事ができなくちゃダメ!
 塚本くんといえば『木更津キャッツアイ』のアニ役のような個性的ではじけたキャラクターのイメージが強いけれど、この映画では感情を抑えた、ひたむきな演技を披露。今までとはひと味違うギャップが、役者としての新しい彼の魅力を感じさせてくれる。
 「今回演じた孝治は、すっげーいいヤツだと思いますよ。純粋でね。今の世の中、不良っぽく見えたり、お坊ちゃんぽく見えたりするヤツでも、根の部分では何を考えてるか分からなかったりする。いきなり突拍子もないことしたり、悪いことしちゃったりする人間もいるし。その点、孝治は見た目はいたってフツーなんだけど、心は本当にピュア。問題に直面したら、自分の中で悩んでも、やがては何か行動を起こそうとしてがんばる。好きな彼女の夢を叶えるために、バイトして、お金を貯めて……。ふつうはなかなかそこまでできないかもしれないけど、大切な人のために何かしてあげたい、支えになりたいっていう気持ちは、やっぱり人間として重要なことなんじゃないかなって。なんかこういう恋愛ができたらいいなと思いましたね」
 そんな彼に好きな女のコのタイプを聞いてみると、即、返ってきた答えはずばり「ヤマトナデシコな人」。アクティブな印象の彼にしては、ちょっと意外かも?
 「俺、キャリアウーマンとかって言葉が大っ嫌いなんですよ(笑)。男が仕事して、金稼いでくるのは当たり前。だから、女には家をしっかり守ってほしい。俺、ひとり暮らしだけど、料理はしないですよ(笑)。もちろん最初は顔を見てほれると思うんですけど、いくらかわいかったり、きれいだったりしても、まったく家事ができないコは好きじゃない。ちゃんとメシが作れて、常識ある人がいいですね。こう見えて、けっこう古風なんです」
 最後は家事嫌いの女子への辛口コメントを忘れない、男らしい塚本くんなのだった。


撮影/大坪尚人 
ヘアメイク/MACO
取材・文/石塚圭子

つかもと・たかし●1982年10月27日、東京都出身。A型。'00 年『バトル・ロワイアル』で映画デビュー。以降、映画やドラマ、CMと幅広く活躍する。新作映画『富嶽百景〜遥かなる場所〜』は5月27日より公開。人気コメディ第3弾『THE3名様 春はバリバリバイトっしょ!』のDVDも現在好評発売中。

タイヨウのうた
6月17日より東劇ほかにて全国公開


限られた時間の大切さを伝えるピュアな恋愛
ヒロインの薫役に抜擢されたのはデビュー曲『feel my soul』で一躍注目を集めたシンガーソングライターのYUI。撮影当時は弱冠25歳だった小泉徳宏監督のフレッシュな感性も光る。
太陽の光にあたれないXPという病気を抱え、歌うことでしか生きることを実感できない薫。彼女の秘密の楽しみは、サーフィンに夢中の高校生・孝治の姿を部屋の窓から眺めること。ある日、薫の突然の告白で知り合った2人は少しずつ惹かれ合っていく。
「タイヨウのうた」
(c)2006「タイヨウのうた」フィルムパ−トナ−ズ

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