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有名になりたいと願う主人公の心理とは……?
『ホーム・アローン』シリーズで泥棒一味を相手に、たったひとりで戦っていた愛くるしいブロンドの少年、マコーレー・カルキンくんを覚えているだろうか。彼が'96年にいきなり休養宣言をしてから長〜い年月がたったけれど、このたびついに映画界へカムバック!
しかも演じるのは、カリスマ的クラブ・キッズとして一世を風靡し、現在は殺人事件の罪で服役中の実在の人物マイケル・アリグ。かわいい子役のイメージをくつがえすようなスキャンダラスなキャラクターの選択が衝撃的だ。
「また映画をやってみようかなと思ったときに、すごくいいタイミングでこの映画とめぐりあえたんだ。とても華やかで変わっているところも気に入ったし。この世界ではユニークな作品に出会うのって、かなり難しいんだよ。たくさんの映画が作られているけれど、みんなクッキーの型で抜いたみたいに同じような話ばっかりだから」
主人公のマイケル・アリグは、『セレブになりたい!』という願望が人一倍強く、そのためにはあらゆる手段を惜しまない。子供の頃から世界中にその名を知られた本物のセレブだった彼とは、正反対の存在といえるけれど……。
「だからこそ本当に楽しい経験だったよ。だって役者としては、自分に似た役なんてぜったいにやりたくないもん(笑)。当時のクラブ・キッズのほとんどは、高校生の頃にいじめられっコだったり、どちらかというと社会からのけ者にされてきた人たちなんだ。彼らはすごく内向的で、自分たちでコントロールできるような自分たちだけの世界を作りたがる。だから自分たちでルールを決められる“クラブ”というアンダーグラウンドな世界で、クールで目立つセレブになって、周囲のヤツらを見返してやりたい! っていう気持ちがすごく強かったんじゃないかな」
友達からいつもオヤジって呼ばれてるんだ(笑)
クラブに堂々と出かけて、お酒が飲める年齢になった今、お気に入りのナイトスポットはある?
「この役をやっておいていうのもおかしいんだけど、僕自身はちっとも“クラブ大好き人間”じゃないんだ。基本的に僕はクラブに遊びに行くよりも、家にいて、犬のそばでスコッチを飲んでいるほうが好き。それが僕にとってのいい夜。だから友達はみんな、僕のことをオヤジって呼んでるよ(笑)。デートだって、好きな人と一緒にシンプルな食事をとったり、美術館に行ったりするだけで、心から満足しちゃう。派手に浪費したりするタイプじゃないし……今プライベートでハマっていることだって、ピンポンなんだから(笑)」
12歳にして、映画1本800万ドルのギャラを受け取る大スターになり、'95年の両親の離婚の際には彼の親権をめぐって泥沼の裁判沙汰を経験し、18歳で結婚するも2年後に離婚し、またアルコールやドラッグ依存症に苦しんだりとこれまでの半生は実に波瀾万丈。
「役者の仕事をしていなかった長い間、僕は残りの人生でいったい何をやりたいんだろうって、いっぱい考えていたんだ。9歳くらいから映画の仕事をはじめて、お金もいっぱい稼いだから、とりあえず仕事をしなくても僕の子供が大学にまで進学できるくらいの貯金はある(笑)。何をすれば自分が幸せになれるのかをずっと考えて、結局やっぱり今の仕事がいちばんやりたいことなんだって気づいた。俳優デビューした4歳の頃に感じていたワクワクするような気持ちは本物だったんだ、ってね」
今回はGFであるウクライナ出身の女優で、3歳年下のミラ・クニスと来日し、「明日からオフだから、東京見物するのが楽しみ!」と嬉しそうだったマコーレーくん。現在23歳、彼の人生はまだはじまったばかりだ。
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