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長瀬智也「ソウル」
日比谷映画ほか全国東宝系にて公開

大ヒット日本映画「ホワイトアウト」&韓国映画「シュリ」の最強スタッフがタッグを組んだアクション超大作に、TOKIOの長瀬智也さんが映画初主演。ついに国境を超えた活躍を見せる彼の凛々しい姿に注目!

 
監督/長澤雅彦「ココニイルコト」 撮影/山本英夫「ホワイトアウト」 アクション監督/ジョン・ドゥホン 出演/チェ・ミンス「リベラ・メ」
STORY/逃亡犯を韓国まで護送した帰り、現金輸送車強奪事件に巻き込まれた日本人刑事・早瀬祐太郎(長瀬智也)。唯一の犯人目撃者となった彼は、72時間の滞在を許可され、韓国人エリート刑事キム・ユンチョル(チェ・ミンス)のもとで捜査協力をすることになる。反発し合うばかりの彼らは果たしてこの難事件を解決できるのか……!
韓国映画界のトップスターとの共演が実現!
 これまでにさまざまなドラマで主役を演じてきた長瀬智也さんだけれど、意外なことに映画出演は今回の「ソウル」がはじめて。「実は今日、試写室で完成した作品を観たばかりなんですよ。自分の顔がスクリーンに映っているのを観るのは、すごく新鮮だった。やっぱ、迫力が違う! フィルムの持つ空気感は独特だなあって、身に染みて感じましたね」
 記念すべき映画デビュー作品にふさわしく、スケールの大きさはハンパじゃない。1本の映画製作というよりは、アジア各国を対象にした日韓合同の一大プロジェクト。撮影は邦画史上初の100%韓国ロケーションで、彼は日本人俳優としてはたったひとりで撮影に参加することになった。
 「向こうの人って、ふつうにしゃべってるときでも怒ってるみたいな口調なんだよね(笑)。とにかくみんなすごく情熱的なんですよ」
 首都ソウルを舞台に、日韓ふたりの刑事が力を合わせて事件解明に立ち向かうというストーリー。長瀬さんがノースタントで挑んだ激しいアクション・シーンの数々も迫力満点なのだが、いちばんの見どころは何といっても、韓国映画界のトップスター、チェ・ミンスとの夢の競演。彼って映画で観ると厳しそうなイメージがあるんだけど……緊張しなかった!?
 「最初は俺も「ユリョン」とか、チェ・ミンスさんの映画を見せてもらったとき、たまたまキャラが怖い人だったから、実物も怖い人なのかなあと思ってて(笑)。それがはじめて会ったとたん、彼がいっきなりニカーッと笑って「ナガセー!」って呼んで握手してくれたんです。その瞬間にパッとなごめましたね。俺が韓国語で言うちょっとしたセリフでも、言いやすいように変えてくれたりとか、とにかく気配りがすごい。周囲をなごませると同時に、いい意味での緊張感を与えてくれる、本当にすばらしい役者さんでしたね」

国籍に関係なく、いろんな人たちとよき仲間でいたい

 韓国人のベテラン刑事と日本人の新米刑事という対照的なキャラクターふたりの関係は、観ていてとてもナチュラルでいい感じ。
 「チェ・ミンスさん演じる超エリートの刑事に対し、俺はドジばっかり踏んでるフツーの男。でも、いざという時には人を守るぞ! っていう気持ちに動かされて、命がけでがんばっちゃう。いつもはオトボケなんだけど、実はすごいことをやれる。でも本人にはすごいことをやってるっていう感覚はなくて、ちっとも意気がらないっていう……そういうヤツに俺はかっこよさを感じるんですよね」
 俳優として、一作一作着実にキャリアを積んでいるように見えるけれど「作品に出るときは、いつも伝えたいことが先。この仕事はきっと自分の財産になるはずっていうふうには考えない」という。
 「たとえば今回のような日韓合同の作品は、今の時代だからこそ作れたのかなって思えるし。いくらひとりでがんばっていても、できることってかぎられる。仲間が増えれば、倍くらい発展すると思うんですよね。だからといって、相手にヘコヘコする必要もないし。持っててもしょうがないプライドとか壁は取り外して、自分の国に対する誇りと相手への敬意を持ちつつ、よき仲間でいるべきなんじゃないかな。映画を観ている人たちにその想いが伝われば、俺はそれがいちばんうれしい」
 明るくてのんびりした外見と、燃えたぎる情熱を秘めた内面のギャップ。長瀬さんが考えるかっこいい男像は、そのまま彼自身の姿へとつながっているようだ。

構成/石塚圭子 
TOMOYA NAGASE●1978年11月7日、神奈川県生まれ。O型。TOKIOのボーカルとして活動するのみならず、個人としてもCM、ドラマで活躍。「ムコ殿」(フジテレビ系)や「ハンドク」(TBS系)など主演ドラマでも大人気。

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