中学2年生で家族解散
草やダンボールを食べた公園ホームレス生活!
「解散!」という父の突然の言葉で、中学時代公園でひとりホームレス生活を送っていた話は有名だ。その貧乏ネタでお笑いブームをリードする人気コンビ『麒麟』の田村さんが自叙伝を発売した。
公園の草やダンボールを食べ、雨で体を洗うなど、この本には驚きの極貧エピソードが紹介されている。「『何でこんな生活せなあかんねん』なんて考えるより、とにかく必死やった。そのおかげで僕には若手時代の苦労がまったくないんですよ! 中学・高校のときがいちばん辛かったんで、みんなが『千円で1週間暮らさなあかん』ってあせってても、経験上『余裕やん』って思ってました」
茶色の巻き貝形の滑り台がある愛称『まきふん公園』でのホームレス生活から『ホームレス中学生』というインパクトのあるタイトルが付けられた。「まきふんの滑り台の中で寝泊まりしてたから、僕は『う○この神様』って付けたかったんですけど、出版社の人に『う○こ』ってタイトルに付くと、女の人が買いにくいって反対されて(笑)」
お金に苦労したという経験の半面で、現在の自分は逆ドケチと話す田村さん。「たとえば漫才の賞金で10万円もらったとしても、その日に飲みに行って全額使ったりするんですよ。楽しかったら、まぁいっか。必要なお金やなって思ってしまうんですよね。貯めといて、またメシ食えへん時に使おうというより、金がなくても死なへんで! って感じですね」
以前はあるモノにハマり、散財した経験も。「ジェットコースターよりもタクシーに乗るのが大好きで、もうアトラクションの楽しさですよ! 『今からタクシー乗るから集合な』って休日に後輩を呼び出して、街を一周したことも(笑)。後輩はポカンとしてましたけど。ヨシモトって若手にはタクシー代出してくれないんですよ。やっと最近、経費でタクシー代を出してくれるのも増えたんですが、経費で乗るタクシーはあんまり楽しめなくて」
先日、TV番組の企画でお父さんの居場所を発見! 14年ぶりに家族が集合
警察に失踪届を出しても、TVで連絡をくれるように呼びかけても、消息がめなかったお父さん。先日、TV番組の企画で遠隔透視という目に見えない力で居場所を発見! なんと14年ぶりに家族が再会を果たすという驚きのニュースが伝えられたばかりだ。
「いや〜ホンマにすごい人間おるなと思いましたよ。超能力とか信じてなかったんですけど、今回ばかりは信じざるを得ないです」
ちなみに「解散!」という言葉で離れ離れになった家族。その再会をお父さんは「集合!」と表現しているそう。
ヨシモトのプロフィールに尊敬する人は『家族』と書いてあったのが印象的だ。田村さんにとって家族とはどんな存在なのだろう。
「家族って、近くにいて、困ったときに人生の補正をしてくれるやないですか。僕はこんな環境のせいで、学べてないことが多いなって思うことも多いんですよ。みんなほどTVや映画を見てなかったし、みんなほど音楽も聴いてなかったから。でも、最低限の『借りたモノは返せ』『人のモノをとるな』とかをあんな状況でも家族が少しずつ教えてくれたんです。それは愛情なくしては言えないことやから。そういうことを教えてくれない親も今はおるでしょ」
インタビュー中、熱心にViViを読んでいた田村さん。最後にファンにメッセージを!
「ファンって言っても、どうせみんな相方の川島のファンでしょ。そんなヤツばっかりなんで。これからは僕もViViを読んでファッションの勉強をします!」 |