毎日作れちゃう手軽さこそ料理上達への近道!
女のコなら誰だって、おいしそうな料理の写真が並び、眺めているだけで幸せになれるお料理本が大好き。もちろん西田ひかるさんもクッキング・ブック愛好家で、自分でもよく買っていたそう。そんな彼女がはじめて料理本を作るにあたって、まず考えたのは「読者が実際に作ってみたい! と思える本にしよう」ということ。
「もともと食べるのが大好きで、そろそろ作る方も……と2年ほど前からは本格的な中華を習っていたんです。餃子だったら皮から手作りするぐらい。でも、結婚という現実が近づくにつれ、もっと手軽にできて、毎日作っても疲れないメニューのほうに目を向けるようになってきて……」
祖母から母、母から娘へと伝えられた西田家の料理や、料理の先生に教わったメニューなど、80品以上のレシピは、彼女にとってなじみ深いものばかり。味は保証つき、さらに料理初心者でも簡単に作れるメニューが充実している。
ちなみにViVi読者がBFに料理を作るときに、おすすめしたいメニューベスト5は――
1位 チャーシュー
2位 エビのコキール
3位 抹茶アイスクリーム
4位 エスニックビーフサラダ
5位 ジャコと海苔のせトースト
うーん、どれもおいしそう!
「チャーシューは豚もも肉のかたまりを、おしょうゆと赤ワインに数時間漬けてからオーブンで焼くだけ。これが撮影ではスタッフにいちばん好評だったの。彼にラーメン作ってあげるとき、チャーシューが手作りだったら、死ぬほど感動するんじゃないかな(笑)」
なかには彼女が自宅から選んで持ってきた食器と料理とのコーディネートもあったりして、単にオリジナル・レシピを紹介するだけじゃなく、料理の手順から盛りつけ方などのディテールまで、西田さんのこだわりが感じられる。
「食事を通して、その人が見えてくることってあるでしょう。器や盛り方、切り方ひとつとっても、作った人の料理に対するセンスが出ると思うので。最初からぜんぶ作って、盛りつけまでやるのは大変だったけれど、楽しかった」
そうしたセンスを磨くためにはふだんから五感を研ぎ澄ませておくことが大きなポイント。特に外食時は絶好のチャンスだ。
「おいしいレストランに行って盛りかたや演出を見るのが好き。それは、ちょっとずつ自分の中の引き出しになるし。最近はカフェにもヒントがいっぱいある。パンの出し方とか、ペーパーナプキンの使い方とか。いいなと思うセンスはどんどん盗んでますね(笑)」
大好きな仲間が気軽に集まる温かい家庭が夢
こんなにお料理が上手な西田さんなら、ぜったいにいいお嫁さんになれるはず。結婚相手の彼に手料理を批評してもらったことは?
「実はこれからなんですよ。今までは私が料理を作るというより、仲間とみんなで食事に行こう! っていう感じが多かったので。いちばん最初は何を作ろうかなあって、まだ悩んでるんです(笑)。彼は『これからが楽しみだ! この本を見ながら、しばらく食べられる』って喜んでますね」
彼女が「結婚が決まってから、料理に対する意識が自然と変わっていった」のは、本質的に料理が“生き方”と切っても切れない関係にあるからなのだろう。別に女のコだから料理しなきゃいけないというわけではなく「男のコが料理するなら、それはそれでいいじゃない」と西田さん。ただ、男女を問わず、彼女自身は料理という行為をとても大切に考えている。
「料理って、家族への気持ちがいちばんストレートに伝わる最大の愛情表現なんじゃないかなと思うんですよ。家で家族と一緒に会話しながら食事するのは楽しいし。食べることイコール“命のもと”だとも思うので、結婚して子供ができたら、やっぱり手作りのものを食べさせてあげたいな」
愛するパートナーと一緒になって、新しい人生もいよいよスタート。理想の家庭のイメージは?
「彼は友達がいっぱいいる人なので、仲間が『あそこへ行くと、ごちそうっていうわけじゃないけど料理もおいしいし、なんか楽しいよね!』って集まるような雰囲気の家庭がいいなあって。あとは、たとえ子供がいても、いずれはまた、ふたりになるわけだから、やっぱりずっとふたりで仲よくやっていけたらいいなと思いますね」
聞いているだけで、こちらまで何だかハッピーな気分になれちゃう。どうぞいつまでもお幸せに!
構成/石塚圭子
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