藤原美智子「教養としてのメイク」
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5 大人の品格を粧おう
若いコたちと同じ土俵で勝負したってはじまらない。
オトナの私たちが輝くためには、“格上”感が大きなポイント。
折しも“品格”流行りの昨今となれば、なおさらです。
女の格をグンと上げるメイクの作法をマスターしましょう!
セレブの次の注目は 社交界のお嬢様
『国家の品格』がベストセラーとなって以来、このところ世は品格ブームまっさかり。でもどうやらこれ、日本だけではなく、世界的なトレンドでもあるようで……。「品格は、確実にファッションにも来てますね。来冬のNYコレクションなどを見てもクラシックな服が目白押しですし。もうみんな、セレブカジュアルに飽きてきたのではないかしら。へそ出しやら脚見せやらの格好も度が過ぎるといやらしく見えるだけだし、セレブたちの破廉恥なゴシップ騒ぎにももううんざり、という感じで。いくらお金持ちでもマナーをわきまえない女性は決して美しくはないと、みんな気づき出したんだと思います」と、藤原さん。お金にモノを言わせて傍若無人にふるまう成金セレブよりも、本物のノーブルを知る女性こそ美しい。ならば、目指そうではありませんか、私たちも“品格”を。28歳からは、どこへ出ても恥ずかしくないレディのメイクを身につけなければ!
大人の品格メイクは丁寧さが最大のカギ
Before まずは完璧な肌作り。 ペンシルでシミを撲滅 たまご色のハイライトで 透明感をさらにアップ
高貴さを漂わせる肌にはシミやニキビ跡なんてもってのほか。リキッドファンデを薄く塗ったら、肌の難点はコンシーラーで一つ一つ丹念に消していくこと。 フェイスパウダーをかけたら、最後に目のまわりと頬前面にのみ、たまご色のハイライトをオン。これでくすみがすべて抜け、清潔感のある明るい肌が完成。
オーラを放つまなざしは アイラインが決め手 シャドウを重ねて 深みのあるまなざしに クリームラインを プラスしてスキなく
品よく見せるメイクのコツは色数を抑えること。グレーのシャドウを塗り、黒のペンシルでラインを入れる。色が控えめな分、ラインが重要ポイントに。 3で入れたラインを綿棒でぼかしたら、再度グレーのシャドウを重ねづけする。塗る・ぼかす・重ねるの手間を惜しまないのが、品格ある顔になるコツだ。 ペンシルだけでは目のキワぎりぎりまで濃い黒にするのは難しい。クリームライナーも活用して、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めると、キリリと冴えた目に。
目頭の白パールで メリハリのある顔に 大人のまつ毛は 目尻で勝負
モノトーンメイクを地味に終わらせないためには、下まぶたでメリハリを。目頭側3分の1には白パール、目尻側には上まぶたと同じグレーを入れること。 品格メイクのキモはメ出しゃばりモの顔にならないこと。マスカラはやりすぎないよう注意して。丁寧に根元から塗り、下まつ毛には少量だけでいい。 全体を塗り終わったら、さらに目尻側のみ、ロング効果のマスカラを重ね塗り。こうするとスッとした横長の目に見え、知的で落ち着いた印象の顔になる。
眉頭のほんの2ミリが 印象を左右する チークは骨格強調で 大人っぽさを演出 端整な口元なくして エレガントは語れない
眉は、眉山をあいまいにしないこと、そして眉頭の下側をほんの少しだけ足すことがポイントだ。ドラマチックなラインが生 まれ、顔がキュッと引き締まる。 知的な大人顔のカギは頬骨。 頬骨の下のくぼみを起点にして、顔の内側に向けてチークを入れると、立体感が出て骨格のしっかりした大人っぽい顔になる。 リップラインが歪んでいるとだらしなく見えるので、ここは絶対気を抜かないで。パウダーファンデで唇の輪郭を消してから、ペンシルでラインを描く。
Finish
 
口紅をつけたら、必ずティッシュで軽く押さえて色とツヤをなじませること。特に濃い色の口紅の場合は必須。このひと手間が上品と下品の分かれ目に。
4で使用
左端の色を使用。パープルを帯びたグレーなので、女らしく優雅な印象。ボーテ ド コーセー アイカラー クラシュア A13 ¥4725/ボーテ ド コーセー
8で使用
自然に描くのが難しい眉頭も、パウダータイプなら簡単。毛抜きまでついた限定セット。ブローキット 02 ¥5250/ボビイ ブラウン(4月7日より限定発売)
10で使用
今だからこそ新鮮なローズレッド。格の高さを感じさせる深い色合いはシャネルならでは。ルージュ アリュール 39 ¥3885/シャネル(3月30日発売)
詳しくは本誌5月号P242〜をご覧ください。
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