「妊娠用下着を買って送ってほしい」
ご主人の転勤でメキシコに住む妊娠4ヵ月の親友からの頼みです。"ガードル、ショーツ、腹帯、ブラジャー"のメモを持って、デパートへ出かけました。独身の身にとって、マタニティー用品売り場に足を踏み入れるのは気恥ずかしいというか、いけないところにいるような、なんだか居心地が悪いものです。隠れるようにして品物を選んでいると、どこからともなく店員さんが現れて「何ヵ月ですか」と話しかけてきました。「い、いえ、私は……」と手を振って否定すると、店員さんはにっこり微笑んで「妊娠は恥ずかしいことじゃないのよ。照れないで」。すっかり誤解されてしまったみたい。友達に頼まれたんだといくらいっても、「また、またあ」といいながら、私のおなかの辺りをジロジロ。「そうねえ、5ヵ月に入ったくらいね」と判断されてしまったのです。ショック! 自慢じゃないけど、私は彼氏もいない花の独身なの。ちょっと太めだからって、ひどすぎるわよ……。
(東京都・飲食店勤務・27歳)
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