忘れもしない私の赤っ恥体験、それは高校時代、県内の学校が集まる演劇祭でのことです。有名人がコンサートをするような大きい会場で、他校の大道具設置のお手伝いをしていたのですが、指示が行き渡らず、私たち黒子はウロウロ。幕間に「これ、ここに置いていいですか?」と指示を待っていたのに、返事がない。と、その時、幕がガーッ! と上がってしまったのです。私たちは自分の名前がでっかく書かれたゼッケンをつけ、ブルマー姿。友達は大きい(?)お尻を客席に向け、私はお客さんとお見合い状態で、正面
きって大笑いされる始末。しかもその劇は時代劇。着物姿の役者さんたちのなかで、ブルマー姿の私たちは、なんともチグハグな組み合わせだったことでしょう。気を取りなおして第二幕。今度は木の衝立を持っていた私。でも粗末な作りで、必死に押さえていた後ろの取っ手がとれてそのまま前にバターン! 倒れた……。私はブルマー姿で舞台の中央で仁王立ち。再びお客さんは大爆笑。一度ならず二度までも……。穴があったら入りたいとはこのことです。でも人はこれを"友情出演"と言って笑いました。
(静岡県・はげたかピピ・35歳)
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