坂を下ったところにいつも行くスーパーがあります。子供を自転車の前に取り付けた椅子に乗せて通
うのが日課。2軒隣のHさんともよくスーパーで会うのですが、彼女はいつも歩き。肩や腰のラインが華奢で、見るからに男が守ってあげたいタイプの女性です。そんな彼女が時々重そうな買い物袋を抱えて歩いていると、女の私でも見ていられず、手を貸したくなるほど。お節介とは思いながらも、「荷物、乗せていいわよ。後で届けるから」とミネラルウォーターや米などを運んであげたりしていました。そんなある日、何気なく聞いてみたんです。「自転車、乗ればいいのに。帰りの上り坂は大変だけど、歩くより楽よ」と。すると、「私ね、自転車は乗れないの」と言うので、つい「練習すればいいのに」とつぶやいてしまった私。そうしたら、思いも寄らない返事が。「自転車には乗れるんだけど、主人が似合わないから乗るなって。自転車のカゴに大根や買い物袋を詰めて走るような女になったら、別れるぞって」ふ〜ん、と聞いてたけど、じゃ、私は何? ママチャリが似合うってこと? その話を主人にしたら、確かにお前はママチャリが似合うと言って大笑い。みんなしてどーいうことよ!?
(群馬県・どれみ・34歳)
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