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「リバー・ランズ・スルー・イット」から10年。ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが、共演者として肩を並べる。脇をかためるのは、キャサリン・マコーマック、マリアンヌ・ジャン=バティスト、スティーブン・ディレーンなど旬の俳優陣。CIA工作員の活動を描くスパイアクションで、しかも監督は「クリムゾン・タイド」のトニー・スコット。緊迫感とリアリティーに満ちた"男たちのドラマ"を見せてくれる。 |
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1900年、パリ。赤い風車のキャバレー、ムーラン・ルージュは、退廃に満ちた世の中の象徴だった。"何でもありの世界--愛以外は"、そんなムーラン・ルージュで、作家志望の純朴な若者クリスチャンは、花形ダンサーであり高級娼婦でもあるサティーンと恋に落ちる。"本物の女優"になることを夢見るサティーンは、パトロンの公爵に隠れて逢い引きを続けるが、ふたりの仲は支配人のジドラーに知られてしまい……。誰もが予想できる"結末"が待っている古典的なメロドラマ。だからこそ、映画でしか表現できない虚構の世界を楽しみ、"愛"という深いテーマが心にしみ込んでくる。また、この作品はセリフのほとんどを歌で表現するミュージカル仕立て。ビートルズ、マドンナ、エルトン・ジョン、クイーン、ポリスといったロックやポップスの名曲がふんだんに使われ、それをキッドマンやマクレガーが実際に歌っているのも見所の一つになっている。幻想的なパリの街を映し出すオープニング。最後に「こそして何よりも愛を謳いあげる物語である」とクレジットされるエンドロールまで、文句なく楽しめる作品。こんな世の中だからこそ、この映画にあふれる"愛"にどっぷりとつかってみたい。 |
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「ムーラン・ルージュ」の日本公開に先駆けバズ・ラーマン監督が来日。9/12に都内ホテルで記者会見を行った。黒いスーツ姿で現れたラーマン監督は作品同様にスタイリッシュ。字幕スーパーを手掛けた戸田奈津子さんの通訳で、「嫉妬や喜び、さまざまな人間の感情ははすべて愛から生まれるもの。どんなに偉くても、貧乏でも、最後には、誰かに愛されたいってところに行き着くんだよ」と本作品に込めた思いを語った。 |
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取材・文/稲田智子
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