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Grazia2月号 |
今、まるで流行のように「エイジレス」という言葉や「大人の女」というジャンルが取り沙汰されています。40代、50代に向けた雑誌が次々創刊となり、ファッションも化粧品も大人の女ターゲットの製品が続々と。私がGraziaの編集長を引き継いだ、たった8年前には、世の中のどんな市場も30歳までの女性たちに向いてい たのが嘘のよう! そのころ齋藤薫さんに書いていただいていた連載のタイトルは『30代こそ綺麗の主役』。これは、30代が人生の終わりと思っていた女性たちへ、 「あなたたちが主役の時代がもう来ているんですよ」とメッセージするための、逆説 的タイトルだったのでした。
たった8年! 30代のみならず、40代、50代の大人の女性たちが主役の “エ イジレス時代”がやってきています。ただ、今のエイジレス流行り、なんだか違う……という違和感を感じるのは私だけでしょうか? 美容医療を駆使してシワを寄せ付けない肌を持っていることがエイジレス? 何歳になっても20代と変わらぬ服、変わらぬ精神でいることがエイジレス? エイジレスって、若さに固執することではないはず。幼さとは対局の誉め言葉であるはず。年齢を重ねるごとに、年齢なんて関係ない魅力を増やしているひとのこと、要するに「このひとってチャーミング!」と心から思えるかどうか。そして、若さを失う代わりに魅力を増やせるかどうか。そんな
真実のエイジレスを育てるときに最も重要なもの、それが「知性」なのではないかと感じるのです。「知性」って、決して勉強ができるとか、生真面目ということではなく、もっとスケールの大きなもの。明るくて、ひたむきで、ユーモアがあって、不良っぽさもあって。周囲への思いやりがあるひと、本当の温かさがあるひと。「知性」の輝きだけが、シワにもたるみにも勝る! 魅力的な女性を見ると、心からそう思います。 |
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| 温井明子 |
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